• 光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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  • 陶器肌になりたいか?

    美容の世界では,もう長い間「透明肌」というのが流行っているが,最近では「陶器肌」というものもクローズアップされて,この二つが憧れの肌の双極を成しているらしい。 どちらもムラのない整った肌であることには変わりがないのだけれ...

    2023.09.11
  • 湖は本当に鏡になったのか

    北海道の支笏湖は,札幌の近郊にありながら原始の雰囲気が漂う湖だ。先日,札幌に帰省した際の最終日に,僕はレンタカーを駆って支笏湖を経由して千歳空港に向かった。季節は初夏。山々には北海道特有の清々しい緑が映え,車の窓を開けれ...

    2023.08.10
  • 街灯の影の異変

    街灯というものに,都会の人ならば賑やかな通りを照らすお洒落で華やかな光を思い浮かべるかもしれないが,田舎暮らしの僕にとって街灯といえば,薄暗い道を照らす道標のような存在だ。もちろん,夜道では頼りになる存在ではあるけれども...

    2023.08.10
  • 五色の亀に連れられて─妄想浦島─

    浦島太郎は,日本人ならば子供から大人まで知らぬ人はいない定番の昔話だ。幼稚園などでは,今でも発表会で幼い児童たちが浦島太郎や乙姫様,亀,そして踊る鯛やヒラメなどを無邪気に演じているようだ。しかし,誰しも大人になるにつれて...

    2023.06.05
  • 花粉光環の品位

    今年の春は,飛散する花粉の量が近年では最も多いそうだ。なるほど,自宅に置いてある車は粉をたっぷりとかぶって薄緑色に変色している。 近隣の車も同様だから,我が家だけが洗車をサボってこうなったわけではない。見上げれば晴れだと...

    2023.05.08
  • メコンの余韻

    ラオスの古都,ルワンパバーンに行ってきた。町全体が世界文化遺産に指定されている仏教の町だ。今回の旅の一番の目的は,メコン川をゆっくりと眺めることである。特に理由があるわけでは無いのだけれども,ただ何となくメコン川を眺めた...

    2023.04.24
  • 遠赤外線の効能

    寒い季節になると暖かいインナーウェアがありがたい。その昔,とは言っても僕の父親くらいの世代では,ラクダの毛や羊毛で作られた「ラクダのシャツ,ラクダの股引き」なんていうものが定番だった。今は技術の進歩で,薄くても暖かい高機...

    2023.03.20
  • 惹かれ合う影

    冬になって太陽の角度が低くなったから,陽射しや影が長く伸びている。先日,電車に乗ったら,僕の向かいの座席の無いスペースの壁に,窓の形の明るい陽射しが投影され,そしてその中には座っている僕の影が映っていた。 少し体を斜めに...

    2023.02.13
  • 色なき風はどんな色?

    秋になると,僕が住んでいる街では夕方の4時に童謡「紅葉」のメロディーが防災放送で流れるようになる。「秋の夕日に 照山もみじ」という歌詞で始まるこの歌を,日本人であれば誰もが聞いたことはあるだろう。歌の2番には「赤や黄色の...

    2023.01.10
  • 迷いの窓と悟りの窓

    京都の源光庵という禅寺に行ってきた。寺の名前に「光」が入っていること,そしてこの寺には「迷いの窓」「悟りの窓」という有名な二つの窓が並んでいるということで,前から僕はこの寺が気になっていたのである。 窓というのは,採光,...

    2022.12.26

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