メコンの余韻


ラオスの古都,ルワンパバーンに行ってきた。町全体が世界文化遺産に指定されている仏教の町だ。今回の旅の一番の目的は,メコン川をゆっくりと眺めることである。特に理由があるわけでは無いのだけれども,ただ何となくメコン川を眺めたいと,前から思っていた。だから,宿も少しだけ奮発して,メコン川と支流のコーン川が合流する地点を眺めることができるホテルに宿泊した。

ホテルの自室のテラスからは,まるで湖のようにゆったりとしたメコン川と,はるか対岸のジャングルを見渡すことができる。対岸には,壁のない屋根だけの田舎風のテラスのようなものが並んでいる。観光施設のようでもあるけれども,何だかのどかな風景だ。

午前中は,町のいたる所に建つ独特の形をした古くてきらびやかな仏教寺院や,石灰華の不思議な光景が広がるクワンシーの滝などを見に行き,暑くなる午後にはホテルに戻ってテラスでビールを飲みながらメコン川を眺める。夕方になると夕食を食べに街に出かけ,夜店などをひやかしてから,ヤモリが出没するホテルのテラスでビールを飲みながら夜のメコンを眺める。こんな感じの数日間を過ごしたのだった。

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