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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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魔鏡魔境

ふと目にしたチラシに,鎌倉歴史文化交流館というところで行われている「和鏡~水鏡から魔鏡まで」という企画展の案内が出ていた。土曜日限定で専門家による魔鏡のデモがあるという。これは見逃す訳にはいかないと,僕は愛車のスーパーカ […]

ボックスカメラの空洞

ポーランドの古都クラクフでは,毎週日曜日に蚤の市が開かれる。旧市街から少し歩いた場所のアーケードとそれを囲む広場に,多くのにわか店舗が出現する。古本,食器,服,家具などアンティークの他,電化製品,家のガラクタを持ってきて […]

ロマンス?グレー

最近,白髪をあえて染めずにおしゃれのアイテムとして利用することが流行り出しているらしい。そんな記事がネット上には随分と出ている。確かに,そういうサイトに出ている写真の男性は白髪の髪型が似合っていてなんだかカッコいい。それ […]

摩周湖は今日も晴れだった

この夏,久しぶりに北海道の摩周湖に行ってきた。摩周湖は典型的なカルデラ湖のひとつである。摩周湖には,湖畔というものが無く,周囲は絶壁で囲まれているから,摩周湖を見るためにはカルデラの外縁部の高台から見下ろすしかない。 大 […]

雨は何色?

晴耕雨読という言葉がある。晴れた日には畑を耕し,雨が降る日はじっくりと読書をするということだが,その本意は,世俗から離れて悠々と暮らすことである。勤めをしていると,なかなかそういうわけにはいかない。 せめて休日くらいは悠 […]

日傘男子誕生

夏の出張で,炎天下を歩かなければならなくて辟易していたら,同行していた同僚がすっと日傘をさし,「一緒に入りますか」と言ってきた。それが女性だったら「あ,そう」などと言ってにやけ顔がバレないように好意に甘えるところだが,さ […]

眼医者迷医者

桜の花がそろそろ満開になる頃の話である。会社までの通勤路を歩いていたら,にわかに一陣の風が吹いて目がチクリとした。砂埃が目に入ったようだ。目尻がゴロゴロとして何とも気持ちが悪い。 いずれ涙とともに流れ落ちるだろうとタカを […]

続・光速半分

僕は何かとんでもない間違えをしてしまったらしい。“もしも,たった1日の「光速半分祭り」なんていうのがあるとすれば,もうしっかりと休む準備をして,何が起こるのかウキウキしながら待ち構えてしまうのだが”,と確かに考えていた。 […]

光速半分

光の速度は秒速30万キロメートル。1秒で地球7周半の距離,という言葉は知っていても,やっぱりそのスピードは想像できる範囲を圧倒的に超えている。どうせ想像を超えるスピードなのだから,もし光の速度がいきなり半分の15万キロメ […]
信号機の威厳

信号機の威厳

渋谷のスクランブル交差点が外国人に人気の観光スポットになっているらしい。1回のタイミングで最大3000人くらいの人たちが一斉に歩き出し,ぶつかることなしに交差する様子が,随分とアジア的,刺激的な光景として目に映るようだ。 […]