高千穂に宿る光

この秋,宮崎県の高千穂に行ってきた。高千穂は天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の一行がこの世界に天降ったと言う,天孫降臨の地である。

そんな神話の故郷であるせいか,秋の実りの季節に神への感謝を捧げる夜神楽が盛んだ。高千穂の夜神楽は,集落ごとに,神を招く民家や公民館などで三十三番もの神楽を夜通し演じるもので,国の重要無形民族文化財にもなっている。

今回,高千穂を訪れた一つの目的は,この夜神楽を見物することだ。とは言っても,徹夜で見続けるほどの気力はない。そういう軟弱な人たちのために,高千穂神社では,1時間で代表的な四番のみを見ることができる観光用の夜神楽が毎晩行われていて,僕が行ったのはそちらの方だ。

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