中華電信と富士通、1FINITY、台湾のAPN拡大と量子技術活用で協業

台湾の中華電信、富士通、1FINITYは、台湾におけるオールフォトニクス・ネットワーク(APN)の活用範囲のさらなる拡大と、量子技術の活用に向けた共同検討を目的に、2年間の戦略的パートナーシップに合意した(ニュースリリース)。

中華電信と富士通は、2024年から2026年まで、NTTが進めているIOWN構想に基づくAPNの構築に向けた共同検討を目的とする戦略的パートナーシップを締結していた。これまで、富士通が国内通信キャリアとの取り組みを通じて培った知見や技術を活かし、台湾におけるAPNの検証を進めてきた。今回のMOU(基本合意書)締結は、これまでの取り組みの成果を踏まえ、協業をさらに深化させるものだという。

今回の合意を機に、3社は、台湾における次世代通信インフラの早期拡大に向けた協業を加速させる。具体的には、中華電信が保有する海底システムを活用したAPN関連の技術検証や、APNを活用した分散データセンターの実現に向けた技術検証を推進する。

これらの取り組みを通じて、ネットワークにおける消費電力の急増やデータトラフィックの増加といった課題解決への寄与を目指す。さらに、量子技術を活用する新たな連携として、分散データセンターのネットワーク制御への適用可能性についても検討を進めるとしている。

キーワード:

関連記事

  • NTT「IOWN×Perfume」がサイネージアワード2026グランプリ受賞

    NTTは「デジタルサイネージアワード 2026」において、アーティスト「Perfume」のパフォーマンスを遠隔伝送する「IOWN×Perfume」でグランプリを受賞した(ニュースリリース)。次世代情報通信基盤「IOWN」…

    2026.06.23
  • 【解説】ダイヤモンド半導体の産業化へ、日本勢の挑戦が加速

    人工ダイヤモンドメーカーのOrbray(東京都足立区)はこのほど、世界最大級の人工ダイヤモンドメーカーであるElement Six(英国 ロンドン)との提携を発表した(ニュースリリース)。両社はウエハースケールの単結晶ダ…

    2026.06.22
  • なぜ今「量子」なのか OPIE’26で新フェア、産学官が本格連携

    2026年4月22日から24日までパシフィコ横浜で開催されるアジア最大級の光技術展示会「OPIE’26」において、最大の注目は新たに新設される「量子イノベーションフェア」である。本フェアは、国内最大級の産学官…

    2026.04.15
  • 【主張】政策と技術を結ぶ日本の可能性

    世界最大の光学展示会 3月15日から米国ロサンゼルスでOFC(Optical Fiber Communication Conference and Exhibition)が開幕する。通信バブル崩壊後、存在感を失っていた同…

    2026.03.25
  • 独Fraunhofer HHIと富士通グループ、オープン光ネットワークの研究開発で長期協業を開始

    ドイツの研究機関であるFraunhofer Heinrich Hertz Institute(Fraunhofer HHI)と、富士通グループでネットワーク事業を担う1Finityは、オープンかつディスアグリゲーション型…

    2026.03.16

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア