• 光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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  • あかりは青かった

    年末に自宅のリビングの天井に取り付けてあるシーリングライトのリング型蛍光灯を交換しようとしたら,ソケットの樹脂部分がポロポロと崩れてきた。よく見れば他の部品も黄ばんでいて,強くつまんだらやっぱり壊れてしまう。考えてみれば...

    2022.03.09
  • 自撮り考

    カメラの主役がスマホになり,デ ィスプレイの側についているカメラ(インカメラ)を使った自撮りが普通の行為となった。僕も,一人で山に登った時などに自撮りを試してみるのだが,どうもうまくいかない。 なんだかしかめっ面になって...

    2022.02.03
  • 高千穂に宿る光

    この秋,宮崎県の高千穂に行ってきた。高千穂は天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の一行がこの世界に天降ったと言う,天孫降臨の地である。 そんな神話の故郷であるせいか,秋の実りの季節に神へ...

    2022.01.05
  • 目抜き通り?

    目抜き通りといえば,銀座中央通りとか,パリのシャンゼリゼとか,ニューヨークの五番街などが“the 目抜き通り”という感じだろうか。「目抜き通り」は,“その街の中で最も賑やかな通り”という意味の言葉だ。 この言葉にはなんだ...

    2021.12.13
  • 熊の撃退法 ─モナリザ効果の効用─

    西丹沢の白石峠でまったりと風の音を聞き入っていたら,どこからかドドドドという音が聞こえてきた。自衛隊の演習の音かな,などと思っていたら,その音は次第に大きくな ってくる。そういえば登山道の入り口には熊目撃情報が出ていた。...

    2021.11.05
  • 蝉が見る夏の光

    ツクツクボウシが鳴き始めると,遊び呆けているうちに,未だ白紙の夏休み帳の存在が頭の片隅でずんずんと大きくなり出した子供の頃の夏の後半を思い出す。 ツクツクボウシに限らず,夏の思い出には蝉がつきものだ。それは,暑さを増強す...

    2021.10.06
  • 暗室のアクシデント

    光学実験や写真の現像など,多くの光に関する作業が暗室の中で行われてきた。作業の最中にドアを開けられたり,明かりが点灯してしまったりすると,それまでの苦労が水の泡になってしまう。最悪の場合には装置が壊れてしまう。そんな事故...

    2021.09.07
  • 鵜の目鷹の目

    もう何年も前のことだけれども,僕は四国の松山で開催された学会に参加した。せっかくの四国ということで,僕は仲間とともに,大洲市の鵜飼を見に行くことにした。大洲市の肱川(ひじかわ)で行われる鵜飼は日本3大鵜飼として有名なのだ...

    2021.08.02
  • やっぱり百聞は一見に如かず

    ピサの斜塔は世界でも最も有名な建物の一つであろう。僕も子供の頃から知っていて,「行ってはみたいけれども,きっと実物を見る機会のないところ」と,ずっと思っていた。 しかし,人生は何が起こるかわからない。幸運にも,その機会が...

    2021.07.07
  • 白の効能

    昨年末,外出先で我が家の車がガガガという音とともに突然動かなくなった。今時珍しいマニュアル四駆ターボの車を,僕はまだまだ乗り続けるつもりだった。 しかし,レッカ ー車で運ばれた先の整備工場で調べてみると,クラッチが砕け散...

    2021.06.22

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