富士フイルムオプティクスは、パシフィコ横浜で開催中のOPIE2026において接着剤を用いないオプティカルコンタクト導光板を採用したARグラスを初公開している。
同製品は、ガラス内部に複数の光学層を積層した導光板を用い、映像を視界内に重ねて表示するARデバイス。特長は、これらの光学部品を接着剤を用いずに接合する「オプティカルコンタクト」技術を採用している点だ。
従来の導光板は、ハーフミラーと複数のガラス部材を接着剤で貼り合わせて構成されていた。しかし接着層が介在すると、わずかな厚みのばらつきや歪みによって反射面の角度がずれ、光が一点に集まらず、像のブレの原因となる課題があった。
これに対し、オプティカルコンタクトはガラス同士を直接接合する技術であり、接着層を排除できる。その結果、光学的な誤差が低減され、反射光を正確に眼に導くことが可能となる。これにより、クリアな映像表示を実現した。





