santec,高出力レーザー向けLCOS型空間光変調器を開発

santecは,LCOS型空間光変調器「SLM-300」を開発した(ニュースリリース)。

同社従来比100倍の200Wクラスの高出力レーザーに利用できるLCOS型空間光変調器で,水冷ヒートシンクを備えたLCOSヘッドを採用しており,波長は532nm,800nm,1064nmの3波長に対応する。これによりレーザー加工,3Dプリンター,IC用レーザートリミングなど主だった波長帯の高出力レーザーを用いた加工が可能になる。

従来は高出力レーザー照射に伴う高温により,液晶材料が相転移温度を超えて動作不良したり,反射アルミ膜の破壊のため,高出力レーザーへの利用が制限されていた。

今回,高温動作に優れた新型液晶材料や,高出力レーザー耐性の優れた誘電体多層膜ミラー,水冷ヒートシンクの導入により,世界最高レベルとする200Wクラスの高出力レーザーへの利用が実現した。同製品の販売開始は2019年4月を予定。販売価格は350万円(参考価格・税抜)。

キーワード:

関連記事

  • セブンシックス、オムロンからレーザー加工技術を譲受

    セブンシックスは2026年3月31日付で、オムロンからレーザー加工関連技術および資産を譲り受けたと発表した(ニュースリリース)。 今回の譲受には特許11件を含む知的財産に加え、設計・製造関連資産,ソフトウェア、図面、保守…

    2026.04.10
  • 【解説】オキサイド、半導体後工程向けレーザー加工装置事業を強化

    オキサイドは、台湾のレーザー微細加工装置メーカーBoliteと業務提携に関する基本合意を締結し、半導体後工程向けレーザー加工装置事業の強化に乗り出す。これまで同社は深紫外レーザーなどの光源技術を活かし、主に半導体前工程の…

    2026.03.17
  • 阪大発のスタートアップ企業、宇宙戦略基金事業「高出力レーザーによる空間自在利用技術」で採択

    大阪大学レーザー科学技術研究所発のスタートアップ、パワーレーザーは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する宇宙戦略基金事業(第二期)「空間自在利用の実現に向けた技術」において、「(B)軌道上物体除去技術の開発」および…

    2026.01.28
  • ヌヴォトン、379nm紫外半導体レーザーを量産 短波長・高出力・長寿命を両立 

    ヌヴォトンテクノロジーは、業界最高クラスとする光出力を実現した直径9.0mmのCANパッケージ(TO-9)タイプの「高出力1.0W 紫外(379nm)半導体レーザー」 の量産を開始すると発表した(プレスリリース)。&nb…

    2026.01.16
  • 2026年以降の半導体成長を支える技術基盤とは

    生成AIの急速な普及や、様々なモノの電動化の進展を背景に、半導体市場は2026年以降も中長期的な成長軌道を描くと見込まれている。先端ロジック半導体では、AI処理能力のさらなる高度化に向けて微細化競争が続く一方、電力インフ…

    2026.01.05

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア