広州国際照明展2014─展示品の方向性の変化と出展社企業の戦略の変化

【市場動向①】スマートライティングがさらに活発化する

中国市場について分析を得意とする台湾LEDinside社のアナリストRoger Chu氏
中国市場について分析を得意とする台湾LEDinside社のアナリストRoger Chu氏

今年も大手メーカーを中心にスマートライティングの展示が増えた。フィリップスなどの海外企業がこれまで牽引してきた市場ではあるが,中国企業のOPPLE,美的照明(MIDEA),佛山照明(FSL),通士達照明(TOPSTAR)などの大手企業の多くはこの分野へ積極的だ。

LED inside社による中国COB市場における販売金額。1位がシチズン,2位がシャープだ。
LED inside社による中国COB市場における販売金額。1位がシチズン,2位がシャープだ。

特に美的照明(MIDEA)は中国大手総合家電メーカー美的集団(MIDEA Group)の傘下で2009年に作られた企業で,同社でも2014年から本格的にスマート住宅戦略をはじめる。家電製品などとの連携が出来れば他社との差別化もできるだろう。

台LED inside社のデータによると,現在,照明制御で用いられる主な無線規格として,ZigBee,Z-wave,Insteon,Wi-fiらが挙げられるが,そのほとんどがその他に分類される。その中でもZigBeeを使ったシステムが伸びているようだ。

美的集団の今後の展開について説明
美的集団の今後の展開について説明

また,操作方法もこれまでは専用のリモコン制御が多かったが,スマートフォンやタブレット操作の拡大も見られた。

無線規格についても台LEDinside社はセミナーで言及しており,2012年~2013年に小売り店における技術別インテリジェント照明製品それぞれの売上は,Zigbeeが最も多く18%でその他が60%にも達する。どの方式が今後主流になるかは分からない状況だ。

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