広州国際照明展2014─展示品の方向性の変化と出展社企業の戦略の変化

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展示品については3月から4月にかけてドイツ フランクフルトで開催された「Light+Building 2014」で展示された最新のデザインを採用した製品が多く見受けられた。それに加え,昨年から積極的に展開されてきたインテリジェント照明やLEDテクノロジー統合がさらに進んだ展示も多く見受けられた。

展示品については3月から4月にかけてドイツ フランクフルトで開催された「Light+Building 2014」で展示された最新のデザインを採用した製品が多く見受けられた。それに加え,昨年から積極的に展開されてきたインテリジェント照明やLEDテクノロジー統合がさらに進んだ展示も多く見受けられた。

チップやパッケージメーカーは極小化パッケージや波長制御されたパッケージなどの展開で多くの人の関心を得るなど,今回の同展示会でも極小化パッケージや波長制御された製品群やインテリジェント照明をいかに使いこなすかという点にも注目が集まったようだ。

これは,フランクフルトでの展示会レポート(本誌2014年7月号掲載)でも触れたように,多くの企業が参入した結果,製品面(ハード)だけでの差別化が出来なくなってきており,各社特徴のあるものの訴求しなくてはならなくなったためとも考えられる。

今回の展示会では「Light+(ライトプラス)」を掲げ,4つのテーマが設けられた。「Light+Design」,「Light+Network」「Light+Market」「Light+Technology」テーマに沿った展示やセミナーが多く開催された。

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