科学技術立国、復活なるか産官学を結びつける「展示会」に期待

著者: 梅村 舞香

 「interOpto」は本日、最終日を迎える。初日、2日目とも展示会場、セミナー会場は連日盛況で、光技術に対する関心度の高さを改めて見せつけるものとなった。「科学技術立国・日本」という言葉は、かつてほどの響きを持たなくなったと言われるが、それでも、日本の科学技術水準は依然として世界的に高く、なかでも光技術分野においては今なおトップクラスに位置している。この高い地位を築き上げたのは、産学官それぞれの地道な努力の成果であると同時に、それら三者を結びつける仕組みの存在も大きかった。

その代表的な場のひとつが展示会である。企業や大学、研究機関、行政など多様な関係者が一堂に会し、時には国や経済圏の垣根を越えて交流する機会があったからこそ、日本の光技術は発展してきたと言える。その中心的な役割を長年にわたり果たしてきたのが「interOpto」であることに異論はないだろう。

40年以上にわたり開催されてきた同展示会は、今回で休止となる。2026年より全く新しい展示会「Photonics Innovation」をオプトロニクス社が単独主催で開催する。

Photonics Innovationは、光技術の「社会実装」や「異分野融合」を通じて技術革新と社会課題の解決をつなぐ、これまでの製品展示を中心とした展示会とは異なる機能を備えた場として、未来技術の創出に挑戦する。

赤外線、分光、光学薄膜、紫外線、レーザー、オプティクス、ビジョンテクノロジーといった分野に加え、2025年で実施する「【特別企画展】パワーレーザーplus」についてもさらにパワーアップして実施する予定。是非期待をして頂きたい。

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