【interOpto2025】キヤノン、暗所で活躍するSPADセンサーを展示

著者: 望月 あゆ子

interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、キヤノン【ビジョンテクノロジーゾーン No. C-24】は、同社で開発されたSPADセンサーを展示している。

一般的に使用されるCMOSイメージセンサーは、光を取り込む際に「光の粒子(光子)」をまとまりとして捉える。それに対し、SPADセンサーは光子一つひとつを数えて検出するため、光量をより忠実に再現できる。これにより、撮影時のノイズが少なく、夜間などの低照度環境に適したセンサーとなっている。

このSPADセンサーが搭載されているのが、超高感度カメラ「MS-500」だ。Cマウントレンズへの変換対応が可能となるため、産業用などの小さなレンズの取り付けができ、産業機器や研究用途にも役立つようになる。

現在、このカメラはセキュリティ業界で多く活用されているが、SPADセンサーの「わずかな光を正確に捉える」という特性を生かし、今後はさまざまな分野への応用が期待されているという。

SPADセンサーのモジュールを様々な製品に組み込み、顧客に合わせてカスタマイズすることが可能となっている。

キーワード:
 

関連記事

  • 【interOpto2025】特別展「パワーレーザーPlus」 パワーレーザーが拓く新たな産業分野

    今回のinterOpto / 光とレーザーの科学技術フェアでは特別展「パワーレーザーPlus」が開催されている。産業・医療・研究など多様な分野で拡大を続けるパワーレーザーの新たな可能性を体感できる内容となっている。 宇宙…

    2025.11.13
  • 【interOpto2025】QDレーザ、レーザー網膜投影技術を展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、QDレーザ【ビジョンテクノロジーゾーン No. C-38】は、レーザー網膜投影技術を展示している。 この技術は、レーザー光を用いて目の網膜に直接映像を投影するもの。…

    2025.11.13
  • 科学技術立国、復活なるか産官学を結びつける「展示会」に期待

     「interOpto」は本日、最終日を迎える。初日、2日目とも展示会場、セミナー会場は連日盛況で、光技術に対する関心度の高さを改めて見せつけるものとなった。「科学技術立国・日本」という言葉は、かつてほどの響きを持たなく…

    2025.11.13
  • 【interOpto2025】橘光学、試作から中量産まで高精度光学部品を提供

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、橘光学【オプティクスフェア No. A-31】は、東京都世田谷区に本社を置く精密光学部品メーカーで、長年にわたり光学素子の研磨・検査を一貫して行なってきた。試作対応…

    2025.11.12
  • 【interOpto2025】夏目光学、可視化実験用モデルを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、夏目光学【可視化技術フェア No. B-16】は、可視化実験用モデルを展示している。 展示されていたのは、エンジンのシリンダーなど車載部品をガラスで製造したものだ。…

    2025.11.12
  • 光技術、光産業の未来がここに 核融合からビジョンテクノロジー、レーザー安全まで

    「interOpto 2025 / 光とレーザーの科学技術フェア」2日目の11月12日(水)は、レーザー技術の安全性から次世代エネルギー、社会実装を見据えたビジョンテクノロジーまで幅広いテーマのイベント・セミナーが展開さ…

    2025.11.12
  • 【interOpto2025】五鈴精工硝子、透過・拡散ガラス・両面レンズアレイを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、五鈴精工硝子【紫外線フェア No. C-15】は、紫外線殺菌・露光装置に注目される成型可能な紫外線透過ガラス「IHUシリーズ」、高い拡散効果と安定した配光特性を誇る…

    2025.11.11

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア