【interOpto2025】QDレーザ、レーザー網膜投影技術を展示

interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、QDレーザ【ビジョンテクノロジーゾーン No. C-38】は、レーザー網膜投影技術を展示している。

この技術は、レーザー光を用いて目の網膜に直接映像を投影するもの。1秒間に約60枚の画像を網膜上に描画し、まるで目の奥に映像が浮かんでいるかのような視覚体験ができる。

従来のディスプレイはピント調整機能に依存するため、個人差によって映像が鮮明に見えにくい場合がある。一方、この技術はレーザー光が直接網膜に映像を描くため、ピント調整機能をほぼ無視して、誰でもクリアな映像を見ることができるのが特徴だ。

しかし、従来の網膜投影技術は瞳孔を通して映像を投影する仕組み上、レーザー光の照射位置と瞳孔がずれると映像が見えにくくなるという課題もあった。

この弱点を克服するため、視線を追従する「アイトラッキング技術」を新たに開発。視線の動きを検知し、常にレーザー光が瞳孔の中心を追従することで、安定した映像表示を可能にした。

また、スマートフォンに接続し、スマートフォン内の情報やカメラの映像を出力し、ピントが合った映像を見ることができるスマートフォンアクセサリー型の網膜投影機の実用化に向けても、開発を進めていくという。

この新たな網膜投影デバイスは2026年2月にクラウドファンディングで先行販売を予定している。

キーワード:

関連記事

  • ウシオ電機、車載規格に準拠した高光出力赤色レーザーを発売

    ウシオ電機は2026年3月、車載グレードの信頼性基準であるAEC-Q102に準拠した波長642nmの赤色レーザーダイオード「HL63723DGAM」を新たに製品ラインアップに加えた(ニュースリリース)。 本製品は、202…

    2026.04.08
  • レーザー学会、第18回「産業賞」を決定 4月23日、OPIE2026で授与式

    レーザー学会、第18回「産業賞」を決定 4月23日、OPIE2026で授与式

    レーザー学会は、第18回レーザー学会産業賞の受賞者を決定した。授与式は、OPIE’26(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition 2026)の会期2日目となる2026…

    2026.04.01
  • 阪大、3Dプリンティング研究を統合する新センターを設置へ

    大阪大学大学院工学研究科は、2026年4月1日付で「3DPTec統合センター」を設置する。これは、これまで工学研究科で蓄積してきた3Dプリンティング技術の研究基盤を発展的に再編し、医療、食品、ものづくり、芸術など多様な領…

    2026.03.30
  • AI需要で底堅く推移 2025年度光産業出荷額12.6兆円【光協会調べ】

    光産業技術振興協会(光協会)がまとめた「2025年度光産業全出荷額、国内生産額調査結果」によると、2025年度の光産業の全出荷額は12兆6,413億円となり、前年度実績(12兆4,744億円)に対して1.3%増と、緩やか…

    2026.03.13
  • QDレーザ、本社を横浜市戸塚区へ移転

    QDレーザは、本社を横浜市戸塚区へ移転し、2026年4月13日より新本社での業務を開始する。これに伴い、代表電話番号およびFAX番号も変更となる。なお、各担当者のメールアドレスに変更はないとしている。今回の移転により、同…

    2026.03.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア