ams OSRAM,脈波測定向け超小型LEDチップを発売

ams OSRAMは,1.2mm×1.0mm×0.6mmという砂粒より少し大きいだけのサイズでありながら,500μmチップを搭載し,14mWの光出力の実現と信号品質を向上させた小型チップLEDを発表した(製品ページ)。

旧モデルよりも20%高輝度で,さらに小型化したことで,より効率的な光電式容積脈波記録法(PPG)を可能にするという。

PPGは,肌に緑色光を照射し,反射される信号を分析することで,血管内における血量の変化を測定する。この製品は,特にスマートリングやインイヤー型デバイスなど,適切な血流がある身体の部分に装着して使用することで,測定精度が大幅に向上する。

同時に,高い効率によって電力消費量を削減することができるため,長時間使用することを目的に設計されたバッテリー駆動型デバイスにとって重要な優位性となる。

バイタルサインの継続的なモニタリングは,医療やフィットネスの領域でその重要性を増している。指や耳たぶは手首よりも血流がよいため,身体のそういった部分にデバイスを装着することで,より正確なデータを得ることができる。

この製品は,極めて小型の設計でもこうした正確な測定を可能にし,高性能で目立たない大きさのウェアラブル製品の増加に対応するとしている。

キーワード:

関連記事

  • 植物と光の関係、光合成から次世代植物工場へ

    5月4日は「みどりの日」ー自然に親しみ、その恩恵に感謝する日として、植物や環境について考える機会でもある。植物の成長を支えているものの一つが「光」である。太陽光を受けた植物は、光合成によって二酸化炭素と水から糖やデンプン…

    2026.05.04
  • 阪大、半極性面InGaNとメタサーフェスで円偏光の課題を解決

    大阪大学大学院工学研究科の市川修平准教授、村田雄生氏、小島一信教授らの研究グループは、アルバックの戸田晋太郎氏と協力し、半極性面InGaN量子井戸とストライプ型メタサーフェスを組み合わせた新しい高効率円偏光源の開発に成功…

    2026.04.30
  • パイフォトニクス、屋外常設対応のLED照明を発売 OPIE’26に出展

    パイフォトニクスは、屋外常設に対応した高耐環境型の光パターン形成LED照明「ホロライト・プロ・シリーズ」を開発し、2026年4月から発売を開始した(ニュースリリース)。主な用途は演出照明や建築照明で、マンションや商業施設…

    2026.04.13
  • 大同特殊鋼、赤外・赤色の高出力点光源LED素子を開発

    大同特殊鋼は、世界最高レベルの光出力を有した赤外(発光波長940nm)・赤色(発光波長650nm)の高出力点光源LED素子を開発した。また、同開発品を透明樹脂で封止した表面実装部品(SMD)も併せて開発した(ニュースリリ…

    2026.04.02
  • 阪大など、メタサーフェスの直接結合で超小型・高効率な円偏光LEDを実現へ

    大阪大学とアルバックは、窒化インジウムガリウム(InGaN)発光ダイオード(LED)に周期的なナノ構造「メタサーフェス」を直接結合することで、高効率かつ超小型の円偏光デバイスが実現可能であることを明らかにした(ニュースリ…

    2026.03.26

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア