ams OSRAM,脈波測定向け超小型LEDチップを発売

ams OSRAMは,1.2mm×1.0mm×0.6mmという砂粒より少し大きいだけのサイズでありながら,500μmチップを搭載し,14mWの光出力の実現と信号品質を向上させた小型チップLEDを発表した(製品ページ)。

旧モデルよりも20%高輝度で,さらに小型化したことで,より効率的な光電式容積脈波記録法(PPG)を可能にするという。

PPGは,肌に緑色光を照射し,反射される信号を分析することで,血管内における血量の変化を測定する。この製品は,特にスマートリングやインイヤー型デバイスなど,適切な血流がある身体の部分に装着して使用することで,測定精度が大幅に向上する。

同時に,高い効率によって電力消費量を削減することができるため,長時間使用することを目的に設計されたバッテリー駆動型デバイスにとって重要な優位性となる。

バイタルサインの継続的なモニタリングは,医療やフィットネスの領域でその重要性を増している。指や耳たぶは手首よりも血流がよいため,身体のそういった部分にデバイスを装着することで,より正確なデータを得ることができる。

この製品は,極めて小型の設計でもこうした正確な測定を可能にし,高性能で目立たない大きさのウェアラブル製品の増加に対応するとしている。

キーワード:

関連記事

  • 日亜化学工業「NVSU434A」シリーズ

    日亜化学、効率2倍・出力3倍の高性能UV-LEDを開発 300nm帯の製品群を拡充

    日亜化学工業は、300nm帯の高効率・高出力UV-LED「NVSU434A」シリーズを開発し、2027年1月に発売する予定だ。ピーク波長308nmと330nmの製品では、従来製品比で約2倍の発光効率と約3倍の光出力を実現…

    2026.10.21
  • 電通大と日亜化学、全固体電池向け軽量固体電解質を開発

    電気通信大学・教授の中村淳氏と日亜化学工業の市川諒英氏らの共同研究グループは、軽元素を主体とした新しい固体電解質材料「RbLi(Li₃SiO₄)₂」を合成し、そのリチウムイオン伝導特性と伝導機構を解明した(ニュースリリー…

    2026.10.16
  • 日亜化学、植物育成用LEDで園芸売り場の商品ロス削減・売上増を確認 

    日亜化学工業は、植物育成用LED「Hortisolis™」を搭載した照明を園芸売り場に設置して実証試験を行ない、植物の廃棄削減と売上向上を確認した(ニュースリリース)。 小売店の園芸売り場では、自然光が十分に得られないこ…

    2026.10.08
  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23
  • サンセントジャパン、世界で展開するLED車載照明ブランド「SEALIGHT」が日本市場へ参入

    自動車関連パーツ類を手掛けるサンセントジャパンは、自動車用LED照明を中心に展開するグローバルブランド「SEALIGHT」の日本作業本格参入を発表した(ニュースリリース)。 近年、日本では夜間走行時の安全性への意識が高ま…

    2026.07.28

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア