パイフォトニクス、屋外常設対応のLED照明を発売 OPIE’26に出展

パイフォトニクスは、屋外常設に対応した高耐環境型の光パターン形成LED照明「ホロライト・プロ・シリーズ」を開発し、2026年4月から発売を開始した(ニュースリリース)。主な用途は演出照明や建築照明で、マンションや商業施設の外壁・外構を生かしたファサード演出のほか、屋外イベントや観光施設での空間演出などを想定している。

新製品は新設計の筐体を採用し、IP66相当の防塵・防水性能を備えた。加えて、自動車部品の振動試験規格に基づく4.5Gの耐振動性能と、電子機器の衝撃試験規格に準拠した50Gの耐衝撃性能を確保した。耐熱性能も高め、標準仕様で周囲温度50℃、耐熱仕様で同65℃まで対応する。従来製品では上限が40℃だったことから、屋外や高温環境での常設運用に向けて適用範囲を広げた。

シリーズは計8製品で構成し、「ホロライト・カク・プロ」15W品・75W品、「ホロライト・マル・プロ」15W品・75W品、「ホロライト・ウォールウォッシャー・プロ」18W品、「ホロライト・ライン・プロ」44W品、「ホロライト・ライン・フルカラー・プロ」60W品、「ホロライト・レーザー・プロ」25W品をそろえた。高指向性の光を生かして必要な箇所に狙って光を届けられる点を特徴とし、光の漏れや拡散を抑えながら、建築物や景観の魅力を引き出す用途を見込む。

活用例としては、高さ約100mの煙突を照射した工場夜景のライトアップや、海岸の波を青い光で浮かび上がらせる演出、トンネル空間でのフルカラー照明、滝の遠隔ライトアップなどを挙げている。また、建築分野では建物の輪郭や外構ラインを際立たせる照明としての展開も見込む。高効率な光利用により、無駄な光の拡散やエネルギー消費の抑制にもつなげる考えだ。

写真 トンネル空間への照明
写真 芝生のライトアップにも適用可能
写真 滝の遠隔ライトアップ

同社によると、同製品は浜松市の新産業創出事業費補助事業の成果の一つとして開発したという。新製品は4月22日から24日までパシフィコ横浜で開かれる光技術関連の専門展示会「OPIE’26」に出展する予定としており、また5月6日から9日まで米国ペンシルベニア州で開催される「AISTech 2026」でも展示を予定している。今後は従来のホロライト・シリーズについても、順次プロ・シリーズとして製品化を進める方針だ。

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