QDレーザ、スマホ連携の新型視覚支援デバイスをクラファン利用でテスト販売開始へ

QDレーザは、独自の網膜投影技術「VISIRIUM Technology」を搭載した、スマートフォン接続対応の網膜投影アクセサリー「RETISSA VIEWCLEAR(ビュークリア)」を開発した(ニュースリリース)。本製品は、眼のピント調節機能を使わずに網膜へ直接映像を投影する「フォーカスフリー」という同社従来製品の特長を継承しながら、シリーズ最小・最軽量クラスのコンパクト設計を実現した視覚支援デバイスである。

(写真)RETISSA®VIEWCLEAR™外観画像

主な特長として、DP Alt Mode対応のUSB Type-Cポートを介したマルチデバイス接続が挙げられ、スマートフォンやタブレット、PCなどと接続して、カメラ映像や動画コンテンツを視聴することが可能である。これにより、年齢や視力による「見え方の壁」を意識せず、好きなことに集中できる世界の実現を目指している。製品の筐体サイズは約81×120×20mm、重量は約230gと軽量で、日常生活に自然になじむデザインが採用されている。

(写真)スマートフォン接続画像

光学仕様については、水平画角約60度、表示色は8bitフルカラー(256階調)に対応する。安全性に関しては、国際規格IEC 60825-1:2014に準拠したクラス1レーザー製品となっている。なお、本製品は特定の疾患の治療や視力補正を目的とした医療機器ではないが、ピンボケや見えづらさに悩むユーザーに対し、新たな視覚体験を提供する。同社は2026年5月下旬より、クラウドファンディングを活用したテストマーケティングを開始する予定である。

キーワード:

関連記事

  • QDレーザとTDK、XRグラス向け網膜投影光学エンジンの共同開発で合意

    QDレーザとTDKは、網膜投影技術を用いたXRグラス向け次世代RGB光源モジュールおよび光学エンジンの共同開発に関して、事業協力契約を締結したことを2026年6月1日に発表した(ニュースリリース)。本契約には、QDレーザ…

    2026.06.02
  • 名大、透明ナノシートを用いた高感度・超小型RGBフォトディテクタを開発

    名古屋大学は、ガリウム(Ga)をドープした酸化亜鉛(ZnO)ベースの透明導電体ナノシートを開発し、高い透明性と感度、さらに耐熱性を兼ね備えた高性能フォトディテクタを構築した(ニュースリリース)。同大学未来材料・システム研…

    2026.05.27
  • Neg,薄板ガラスが折りたたみスマホに採用

    日本電気硝子(Neg)は,化学強化専用超薄板ガラス「Dinorex UTG」が,2024年6月25日に発表されたモトローラ・モビリティの新型折りたたみスマートフォン「motorola razr 50シリーズ」に採用された…

    2024.08.07
  • 2022年スマホ市場,前年比91.2%の11.6億台

    矢野経済研究所は,日本を含む世界主要33市場(33カ国1地域)の携帯電話サービス契約数やスマートフォンやフィーチャーフォンの市場を調査し,通信事業者別契約数や各種の出荷台数を予測し,メーカーシェアなどを明らかにした(ニュ…

    2023.02.07
  • FCCL用PIフィルム出荷量,2ケタ成長が続く

    矢野経済研究所は,ディスプレー・光学,電気・電子,一般産業用のベースフィルム及び加工フィルムなどの高機能フィルムの世界市場を調査し,製品セグメント別の動向,参入企業の動向,将来展望を明らかにした(ニュースリリース)。 そ…

    2021.08.06

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア