ニコン,解像度1.0μmのデジタル露光装置を開発

ニコンは,半導体のアドバンストパッケージ向けに,1.0μm(L/S)の高解像度で生産性の高い,デジタル露光装置の開発を進め,2026年度中の発売を予定していると発表した(ニュースリリース)。

人工知能(AI)技術の普及により,データセンター向けの集積回路(IC)の需要が拡大している。チップレットをはじめとするアドバンストパッケージ分野では,配線パターンの微細化とともにパッケージの大型化が進められている。

これにより,大型化に適したガラス等を用いたパッケージ(Panel Level Package)の需要拡大が見込まれ,高解像度と大きな露光面積を両立させた露光装置が求められる。これらに応えるため,同社は,半導体露光装置の高解像技術とFPD露光装置のマルチレンズテクノロジーによる高生産性を融合させた,デジタル露光装置の開発を進めているという。

デジタル露光装置は,フォトマスクを使わずに,回路パターンを表示したSLM(空間光変調器)に光源からの光を照射し,投影光学系を用いて基板に転写する。フォトマスクを作成する必要が無いため,コスト削減や製品開発・製造期間の短縮にも寄与するとしている。

キーワード:

関連記事

  • 浜松ホトニクス、内部加工型レーザダイシング技術で文科大臣表彰を受賞

    浜松ホトニクス、内部加工型レーザダイシング技術で文科大臣表彰を受賞

    浜松ホトニクスは、令和8年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞・開発部門)」において、「内部加工型レーザダイシング技術の開発」で受賞したと発表した(ニュースリリース)。 同表彰は、社会経済や国民生活の発展に寄与…

    2026.04.17
  • LSTC、光電融合を加速する半導体パッケージ技術開発に着手

    技術研究組合 最先端半導体技術センター(LSTC)は、NEDOの「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」において、「光電融合を加速する半導体パッケージング技術開発と先端後工程拠点形成」が採択されたと発表した(ニ…

    2026.04.14
  • OFC2026、AI需要が牽引する光電融合技術の最前線、過熱の中で見える次の課題

    OFC26(会期:2026年3月15日~19日/ロサンゼルス・コンベンションセンター)は会期2日目(現地時間3月18日)を迎え、展示会場とカンファレンスは引き続き強い熱気に包まれていた。初日のレポートでも触れた通り、生成…

    2026.03.19
  • AIインフラを支える光技術が集結、OFC 2026開幕―光電融合と巨大投資が示す新局面

    光通信分野で世界最大級の国際イベント「OFC 2026」が米国ロサンゼルス・コンベンションセンターで開幕した。会期は2026年3月19日(米国時間)までで、カンファレンスは15日から行なわれているが、展示会は17日にスタ…

    2026.03.18
  • 【解説】オキサイド、半導体後工程向けレーザー加工装置事業を強化

    オキサイドは、台湾のレーザー微細加工装置メーカーBoliteと業務提携に関する基本合意を締結し、半導体後工程向けレーザー加工装置事業の強化に乗り出す。これまで同社は深紫外レーザーなどの光源技術を活かし、主に半導体前工程の…

    2026.03.17

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア