QDレーザ,世界最小クラスの可視光レーザーを開発

QDレーザは,532,561,594nm小型可視レーザーの新製品「Lantana」を開発したと発表した(ニュースリリース)。

この製品は,小型可視レーザーとドライバを内蔵したプラグアンドプレイ型のユニットで,サイズ53ccと超小型な箱型モジュールとなっている。

同社はこの波長帯の製品を2013年より販売しているが,レーザーモジュール単体であるためにユーザーがドライバ,ペルチェ素子,光出力モニターを準備する必要があり,またパルス変調時に高消光比を得るためには,それに応じたドライバを準備する必要があった。

今回の新製品は,必要な機能は全て内蔵しており,PCに繋ぐだけで簡便に動作させることができる。ユーザーがバイオメディカル用装置を設計・作製するにあたり,小型であるメリットに加えて,そのままの形で装置内に設置可能となり,設計自由度の向上や設計工数の削減につながるとしている。

また,大学や研究所での実験用光源としても使用できる。プラグアンドプレイ型ですぐに使用でき,光学テーブルのわずかな空きスペースに設置できるサイズだという。

同社独自の半導体アンプを集積したDFBレーザーと波長変換素子(PPLN非線形結晶)を使用したレーザー構造で,DFBレーザーの特長である高い光出力安定性や可視光での単一波長が得られる。CW/変調ドライバを内蔵し,シリアル通信制御により,CW駆動とデジタル変調駆動(パルス駆動)の両方が可能だとしている。

出力は,5,20,30,50mW(CW)。高いビーム品質をもつ楕円ビームを出射し,タンパク質に対するサイトメトリー用途などに最適だという。

同社は10月29日(火)から3日間,パシフィコ横浜にて開催される「interOpto2024 光とレーザーの科学技術フェア」に出展し,この製品のデモ機を展示する。

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