エーシック,照射位置が安定したチップLEDを発売

エーシックは,センサー用光源として最適な照射位置が安定した高精度チップLED「ARシリーズ」を開発した(ニュースリリース)。2024年12月に販売開始予定。

従来のLEDは,ベアチップとレンズ位置のズレ量を制御する事が難しく,対策としてレンズのみを後付けで実装する方法や樹脂をポッティングしてレンズを形成する方法等がとられてきており,高精度な光学系を必要とする用途で安価に使用するには難しいとされていた。

同社は,バラつきを50μm程度に抑え,ターゲットに対して正確に光を照射する「ARシリーズ」を開発した。このシリーズは,ベアチップとレンズ位置のズレ量を抑え,実装時の実装精度も高めた設計で,光学性能を最大限に引き出すことが可能で,光センサーや特殊照明用途などの性能向上,設計の簡便化によるコスト削減及び,生産工程での工数削減といったトータルコスト削減に大きく貢献する製品となっているという。

また狭角のスポット光から拡散型の光まで,用途に合わせた幅広いラインナップを提供し,設計開発者のニーズに柔軟に応えるとしている。

■主な製品特長は以下の通り。
・照射位置が高精度
・薄型パッケージ(厚さ0.7mm~)
・裏面端子によるコンパクト実装(実装面積はパッケージサイズと同等)
・選べるレンズ形状(レンズなし,指向特性別)
・選べるパッケージサイズ

キーワード:

関連記事

  • 阪大と立命大、AlGaNで多色発光LEDを実証 ディスプレイの小型・高精密化に期待

    大阪大学と立命館大学は、希土類元素のテルビウム(Tb)を添加した窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を用いて、室温で動作する多色発光LED(青・緑・黄・赤)の実証に成功した(ニュースリリース)。 現在、注目されている「…

    2026.07.23
  • DNP、輝度を最大約3倍に高めた高視認性パターンライトを発売

    大日本印刷(DNP)は、従来品と比べて輝度を最大約3倍に高めた小型照明装置「DNP高視認性パターンライト 固定設置タイプ」を開発し、2026年7月から試験販売を開始する(ニュースリリース)。明るい屋内施設や寒冷地などで、…

    2026.07.13
  • 国内照明市場、LED更新需要で2030年に1兆3,280億円へ 矢野経済研究所予測

    矢野経済研究所は、国内の照明市場に関する調査結果を発表した(ニュースリリース)。2025年の国内照明総市場規模は、前年比3.8%増の1兆910億2,500万円と推計している。既設の蛍光灯などからLED照明への更新需要が、…

    2026.07.13
  • 植物と光の関係、光合成から次世代植物工場へ

    5月4日は「みどりの日」ー自然に親しみ、その恩恵に感謝する日として、植物や環境について考える機会でもある。植物の成長を支えているものの一つが「光」である。太陽光を受けた植物は、光合成によって二酸化炭素と水から糖やデンプン…

    2026.05.04
  • 阪大、半極性面InGaNとメタサーフェスで円偏光の課題を解決

    大阪大学大学院工学研究科の市川修平准教授、村田雄生氏、小島一信教授らの研究グループは、アルバックの戸田晋太郎氏と協力し、半極性面InGaN量子井戸とストライプ型メタサーフェスを組み合わせた新しい高効率円偏光源の開発に成功…

    2026.04.30

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア