生活スタイルを大きく変えた発明の一つにスーパーマーケットの発明があります。1930年に米国のマイケル・カレン(1884−1936)が開業したスーパーマーケット「キング・カレン」が世界初の店といわれます。購入者がショッピングカートに入れた購入品をレジでまとめて精算する方式です。今では当たり前のビジネスモデルを創り上げたのです。大量陳列,低価格,セルフサービスによる小売業の大変革でした。

一方,日本では大量陳列,低価格などを徹底的に追及して急速に伸び,順調に売り上げを伸ばしているドン・キホーテがあります。以下,そんな企業のビジネスモデルを追ってみました。
1978(S. 53)年に安田隆夫(1949− :現創業会長兼最高顧問)がドン・キホーテの前身となる雑貨店「泥棒市場」を東京の杉並区で開業します。大学卒業後に勤めていた企業を辞めて僅か18坪の安売り店を始めたのです。主な商品は傷モノや廃番品を安く手に入れたものでした。仕入れる商品は雑多で数も多く,倉庫の余裕もないので段ボール箱に詰め込んだ商品が天井に届くほどの高い棚にまで置いてありました。そんな訳で,商品が分かり難い分は注意を引くようなPOPを貼っています。POPとは販促用語の“Point of Purchase”で,商品説明用のカードに書かれたものです。
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