地球環境問題がクローズアップされるようになって久しいですが,解決までにはまだ長い道のりといえます。例えば,2016年に英国でサーキュラーエコノミーを推進するエレン・マッカーサー財団が世界経済フォーラム(WEF)と協力して発行した「新プラスチック・エコノミー:プラスチックの未来を再考」と題した報告書で深刻な課題を提示しています。ごみ対策をしないと2050年までに海洋では魚類よりプラスチックの方が重量ベースで多くなるとのショッキングな試算値も提示していました。

又,同財団が2021年に発行した「サーキュラーエコノミーが生物多様性の損失に如何に取り組むか」との報告書では,サーキュラーエコノミーの枠組みに従って製品や材料を循環させるなどで生物多様性の損失は防げるとしています。その中で不要なプラスチックを早々に排除することや再生再利用により生物多様性の脅威を減らすことを一番に上げています。サーキュラーエコノミーとは,3R即ちReduce(削減)・Reuse(再利用)・Recycle(再生)を基本にモノを循環させることで廃棄ゼロを目指すものです。
この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。



