株式会社オキサイドは2026年4月21日、ポーランドのフェムト秒レーザメーカーであるFluence Technology(以下、Fluence社)と業務提携を締結した(ニュースリリース)。両社はフェムト秒レーザ分野における事業拡大を目指しており、協業の第一弾として日本およびアジア地域における販売代理店契約を締結し、オキサイドが同社製品の販売および関連サービスの提供を開始する。

Fluence社は2016年にワルシャワで設立された企業であり、独自のアーキテクチャに基づき、産業環境下でも高い安定性と信頼性を維持する超短パルスファイバーレーザを開発・製造している。一方、オキサイドは単結晶育成および波長変換技術を中核とし、半導体ウエハ欠陥検査装置用の深紫外レーザなどで高い実績を持つ。今回の提携の狙いは、Fluence社のフェムト秒レーザ技術とオキサイドの波長変換技術を融合させることにあり、これにより半導体後工程や光電融合で求められる高精度かつ熱変性のない「深紫外フェムト秒レーザ」の製品化が可能となる。
販売の主力となる「Jasper X1」は、中心波長1030nm、最大平均出力60Wを誇る高出力フェムト秒ファイバーレーザであり、ガラス、セラミックス、半導体材料などの多様な素材に対し、熱影響を抑えた超精密加工を実現する。オキサイドは、国内外の企業から光学関連技術を買収し製品化・事業化するノウハウを強みとしており、今回の提携を通じて微細加工分野におけるさらなる事業拡大を目指す方針である。



