光の拠点である光学博物館を日本にも

初めて出演したラジオ

―4 月に放送されたオプトロニクス社のラジオ(サイラジ)に出演した感想を教えてください。

初めてラジオに出演し,終了後は大きな不安に包まれました。事前にシナリオは準備されていたものの,収録ではアドリブも多く,「とっさの発言が間違っていなかったかな」と非常に心配になりました。

収録後は皆さんと飲んでリラックスしていたものの,帰宅すると急に不安がよみがえり,「本当に大丈夫だったかな?」とずっとドキドキしていましたよ。それでも,実際に放送を聴いてみると,自分の話した内容に大きな問題がなかったことが分かり,少し安心しました。また,今回の経験を通して,プロの仕事ぶりに感銘を受けました。共演したオプトロニクス社の杉島さんやアナウンサーの八木さん,シナリオライターの方など,皆さんの専門家ぶりに深く感動しました。

─大阪万博で注目しているものはありますか?

万博で特に注目しているのは,NTT社のIOWNの技術,ペロブスカイト太陽電池,パナソニックのバイオライトなどで,これらが展示でどのように紹介されているかを自分の目で確認したいですね。韓国館の巨大LEDパネルや,プロジェクションマッピングなどの演出も気になっていて,他にもネットなどを通じて展示の情報をキャッチしていますが,それだけではわからないことも多いと思っています。

光分野以外はあまり調べていないですが,外国パビリオンへの興味もあります。昔の大阪万博に比べて海外の出展が少ないのは少し寂しいと感じますけど,日本ではあまり知られていない国の展示なども楽しみにしています。

OPIE はどういう展示会,印象をお持ちでしょうか

私は長年にわたって毎年OPIEに参加しており,特にコロナ禍での厳しい時期を経て,今年の来場者数の多さに喜びを感じています。光学博物館の構想にも通じるように,人が集まる場所の重要性,こうした場での交流が新たなアイデアやつながりを生み,結果として産業の活性化につながると思っています。

こうした産業イベントの発展を,日本の光学産業にとって非常に大切なことだと感じていますし,声をかけてもらえて大変ありがたいです。

趣味や休日の過ごし方を教えてください

旅行が大好きで,元々趣味だったカメラと組み合わせて,美しい景色や美味しい料理を撮影することを楽しんでいます。妻と一緒に旅行を楽しむことが多いです。70歳を過ぎたら会社の仕事を少し減らして,夫婦で世界一周クルーズに挑戦したいという夢があります。

その準備として一緒にダンスの教室にも通って,アルゼンチンタンゴダンスに取り組んでいます(笑)。その活動を通じて新たな仲間もできますし,今後も人とのつながりを大切にしながら人生を充実させたいと考えています。他にもガーデニングにも興味があって,野菜づくりにも取り組んでいます。ですが,つい水やりを忘れてしまうこともあって,妻に注意されるのが悩みです。

(月刊OPTRONICS 2025年7月号 Human Focus「光の拠点である光学博物館を日本にも」)

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