国際光学・フォトニクス学会(SPIE)は、米国サンフランシスコで開催中の SPIE Photonics West 2026 にて、最新の光学・フォトニクス製品・技術を対象とした国際賞「SPIE Prism Awards 2026」の受賞企業を1月21日発表した。

今年のSPIE Prism Awardsでは、9カテゴリーでそれぞれ最優秀の企業が表彰された。レーザー分野ではIPGフォトニクス、量子分野ではトプティカフォトニクスなどが受賞した。主な受賞企業は下記の通り。
SPIE Prism Awards は2008年に創設され、商用化された光技術製品の中から革新性、技術的完成度、市場性などを評価し、一年を代表する技術成果を顕彰するものとして定着している。
本アワードは、設立から18回目を迎え、バイオフォトニクス機器、カメラ・イメージング、レーザー、量子技術、センサー、テスト・計測など 多岐にわたるカテゴリーで選出されたファイナリストが競い合ってきた。先ごろ発表されたファイナリストには、新興企業から業界のリーディングカンパニーまで、革新的な光技術製品が名を連ねている。受賞製品は本日の授賞式で決定し、市場におけるインパクトと技術革新の両面が評価される(ニュースリリース)。
・【バイオフォトニクス】Helix Surgical(仏)Rx
・【カメラ&イメージングシステム】Metalenz(米)Polar ID
・【レーザー】IPG Photonics(米)YLR-8000-SM
・【光学材料とコンポーネンツ】Seagate Technology(米)HAMAR Hand Drive
・【量子技術】TOPTICA Photonics AG(独)TOPTICLOCK
・【センサー】Phlux Technology Ltd(英)Aura Noiseless InGaAs APD
・【検査と計測】4D Technology(米)4D InSpec SR
・【XR技術】LightTrans International GmbH(独)VirtualLab Fusion
・【カタリスト】Cerca Magnetics(英)Quantum OPM-MEG for Autism
SPIE Prism Awards は、単なる技術評価ではなく、「実際に市場へ投入され,ユーザーに価値を提供している光技術製品」に焦点を当てる点が特徴である。受賞対象は光学・フォトニクス分野のビジネス応用を見据えた製品・システムであり、医療・ライフサイエンス、通信、センシング・イメージング、産業用レーザー、量子テクノロジーなど、社会実装が進む幅広い領域をカバーする。これにより、受賞製品は市場の潮流や次世代の産業応用を象徴する存在として注目される。



