SpicyCompanyは、次世代防衛技術の中核となる高出力レーザービーム(HEL)の研究開発フェーズに正式着手したと発表した(ニュースリリース)。

この研究は、従来の電波領域兵器では対応が難しい、高速飛行体・小型無人機(UAV、FPV)、近距離脅威に対し、迅速・高精度・低コスト運用を可能にする新しい防衛ソリューションの確立を目的としているという。
この技術は、電力のみで運用でき、補給リスクを大幅に削減。弾薬型防衛と比べ、運用コストを劇的に下げることが可能でレーザーは発射音や軌跡が目視できず、敵への捕捉を困難にするとしている。
海外R&D拠点と連携し、高効率ファイバー系レーザー、小型電源ユニット、熱管理システムの最適化を軸に、軽量・高出力のレーザー発振器の試作を進めるという。
またAIを搭載した追尾システムにより、高速機動する小型ドローン・低空侵入体へのリアルタイム照準を実現するしている。
想定するアプリケーションとしては、近距離防空(C-UAS / C-UAV)、重要施設の周辺防衛、船舶・車両への搭載型レーザー防衛、災害時の長距離通信補助目的のレーザーリンク。
同社は、2026年中のデモ試験機(Prototype)完成を目標に、研究成果の実装化を進めていくとしている。