浜松ホトニクス、Yaqumoなど3社が先端光学システムの共同開発で日本・デンマーク政府と連携

浜松ホトニクスは2026年6月4日、同社子会社のNKT PhotonicsおよびYaqumoとの間で、量子コンピュータの産業化に向けた先端光学システムに関する覚書(MoU)を締結した(ニュースリリース)。この合意は、日本政府およびデンマーク政府の立会いのもとで行われ、両国の協力関係を示す象徴的なプロジェクトとなっている。

(写真)左から 経済産業省イノベーション・環境局長 菊川 人吾氏、浜松ホトニクス 代表取締役社長 丸野 正氏、Yaqumo 代表取締役CEO 中小司和広氏、NKT Photonics A/S CTO Carsten Thomsen氏、 デンマーク王国駐日全権大使 ヤール・フリース=マドセン氏

提携の主な目的は、冷原子量子コンピューティングに不可欠な先端光学システムの共同研究開発と産業化、ならびにそのグローバルなサプライチェーンを構築することである。3社は、浜松ホトニクスが培ってきた量子コンピュータ向けの光検出器やイメージングシステム、NKT Photonicsが有するレーザー技術、そしてYaqumoの量子コンピューティングハードウェアに関する高度な専門性を融合させ、技術革新を目指す。

今回の浜松ホトニクスらによる国際的な連携は、こうした最先端の知見を産業レベルのハードウェアへと昇華させるための極めて重要な一歩となる。光学技術の基盤を担う各社が協力することで、次世代の計算基盤である量子コンピュータの実用化が加速することが期待される。

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