ams OSRAMは,新しいUV-C LEDにおいて,10%を超える標準電力変換効率(WPE)を達成した(ニュースリリース)。
表面,液体,空気中の病原体を除去することは,日常生活,そしてさまざまな業界にわたって,人間の健康と環境を守る上で極めて重要。こうしたなか,強力なエネルギーのUV-C照射を使用した残留物のない殺菌は重要性を高めている。
UV-C LED以外の照射源には主に低圧・中圧放電ランプが含まれる。これらのランプは水銀を含有するため,生産,運用,廃棄に際して健康と環境面のリスクがある。このため,UV-C LEDのようなより持続可能な代替手段に対する需要が安定的に高まっている。しかし,これまで,あらゆる用途にわたって確立された水銀灯と競い合うには,効率の面で従来技術に及ばなかった。
このLEDは,10%を超えるWPEを達成し,20,000時間以上の長寿命も実現している。同社は,他のすべての条件を変化させることなく,これまでのLEDで約5.3%に留まっていたWPEを2倍近く向上させることに成功した。
このピーク値は,ドイツの計測機関,Physikalisch-Technische Bundesanstalt(PTB)によって検証されており,10.2%のWPEが確認されている。光学性能の強化に加えて,同社では,試験サンプルが現在市場で入手可能なLEDと同等の寿命を備えていることを実証しているという。
高度なUV-C照明ソリューションの既存ポートフォリオを補完するこの新しいUV-C LEDは,2026年後半から提供予定だとしている。




