コニカミノルタ,フレキシブルLEDビジョンを製品化

コニカミノルタとコニカミノルタプラネタリウムは,圧倒的な没入感・臨場感を実現する独自のLEDシステムである「DYNAVISION-LED」のフレキシブルLEDカーブビジョンを,展示やエンタメ等のビジネス領域で本格参入すると発表した(ニュースリリース)。

このシステムのLEDパネルはモジュール化されており,形状,サイズ,素子ピッチをフルカスタム設計可能なLEDビジョン。組み合わせにより,平面・曲面・波形・球形(球体)など自由自在なLEDシステム(映像表示装置)を実現できるという。

曲面や球面の設計・施工,映像表示技術に関しては,約70年間培ったプラネタリウム技術が活かされている。従来のプロジェクターによる投映方式では表現が難しかった,抜けるような青い空や海,真っ赤な夕焼け,キラキラと輝く星空などの実写映像や,高精細なCG映像なども美しく再現するとしている。

また,奥行きが感じられることで没入感が増し,目を見張るほどのリアルな臨場感と美しい映像体験を提供するという。

2019年から実証実験を開始し,2021年にこのシステムの1号機をプラネタリウム満天NAGOYAに,2022年に2号機をプラネタリアYOKOHAMAに導入。2024年度は2館合計で年間37万人が来場した。

さらに2023年には,インド科学技術省が管轄する宇宙物理学研究所主導のプロジェクトである「COSMOS Mysuru Planetarium」に,インドで初めてのLEDドームプラネタリウムとして採用され,現在建設中だという。

また,大阪・関西万博のJAXA常設展示では,日本で初めて0.9mmの素子ピッチで高精細な,縦3m×横10mの大型フレキシブルLEDカーブビジョンが採用され,映像体験エリアに設置されている。

キーワード:

関連記事

  • 植物と光の関係、光合成から次世代植物工場へ

    5月4日は「みどりの日」ー自然に親しみ、その恩恵に感謝する日として、植物や環境について考える機会でもある。植物の成長を支えているものの一つが「光」である。太陽光を受けた植物は、光合成によって二酸化炭素と水から糖やデンプン…

    2026.05.04
  • 阪大、半極性面InGaNとメタサーフェスで円偏光の課題を解決

    大阪大学大学院工学研究科の市川修平准教授、村田雄生氏、小島一信教授らの研究グループは、アルバックの戸田晋太郎氏と協力し、半極性面InGaN量子井戸とストライプ型メタサーフェスを組み合わせた新しい高効率円偏光源の開発に成功…

    2026.04.30
  • パイフォトニクス、屋外常設対応のLED照明を発売 OPIE’26に出展

    パイフォトニクスは、屋外常設に対応した高耐環境型の光パターン形成LED照明「ホロライト・プロ・シリーズ」を開発し、2026年4月から発売を開始した(ニュースリリース)。主な用途は演出照明や建築照明で、マンションや商業施設…

    2026.04.13
  • 大同特殊鋼、赤外・赤色の高出力点光源LED素子を開発

    大同特殊鋼は、世界最高レベルの光出力を有した赤外(発光波長940nm)・赤色(発光波長650nm)の高出力点光源LED素子を開発した。また、同開発品を透明樹脂で封止した表面実装部品(SMD)も併せて開発した(ニュースリリ…

    2026.04.02
  • 阪大など、メタサーフェスの直接結合で超小型・高効率な円偏光LEDを実現へ

    大阪大学とアルバックは、窒化インジウムガリウム(InGaN)発光ダイオード(LED)に周期的なナノ構造「メタサーフェス」を直接結合することで、高効率かつ超小型の円偏光デバイスが実現可能であることを明らかにした(ニュースリ…

    2026.03.26

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア