ラムリサーチ,EUV露光向けの技術を発表

米ラムリサーチは極端紫外線(EUV)リソグラフィのパターニング向けにドライレジストテクノロジーを発表した(ニュースリリース)。

同社は業界をリードする成膜とエッチ工程との組み合わせのほか,オランダASMLやベルギーimecとの戦略的パートナーシップによって,EUVリソグラフィの分解能,生産性と歩留まりの向上に役立つ,新たなドライレジストテクノロジーを開発している。同社のドライレジストソリューション群は,EUVの感度と分解能の大幅な利点を提供することで,個々のEUVウエハー処理の全体的なコスト削減に資するものだとする。

EUVリソグラフィシステムが最先端のチップ量産各社に採用されていることから,生産性と分解能のさらなる向上は,今後のプロセスノードへの経済的なスケーリングの拡張に必要となる。同社の新しいドライレジストアプリケーションと数々の開発技術によって,より少ないドーズ量と分解能の微細化が可能になり,生産性の向上や露出の最適範囲の拡張が可能だという。

同社のドライレジストテクノロジーは原材料を1/5から1/10まで削減できるとしており,顧客各社においてランニングコストを大幅に削減すると同時に,環境社会ガバナンス(ESG)の面でも,より高度な持続性のソリューションを提供するものだという。

同社は,このドライレジストテクノロジーを使用するEUVリソグラフィの主な課題を解決するために,複数のチップメーカー各社と協働してきた。今回の新しいドライレジストテクノロジーは最先端のロジックとメモリデバイス向けに,切れ目のないスケーリングを実現するとしている。

キーワード:

関連記事

  • imec、EUV露光量低減の新たな可能性を提示

    imecは、EUV露光後リソグラフィー工程中のガス組成を精密に制御することで、必要な露光量の最小化が可能となることを発表した(ニュースリリース)。 金属酸化物レジスト(MOR)は、化学増幅型レジスト(CAR)と比較して、…

    2026.03.02
  • キヤノン、世界初 ナノインプリントリソグラフィ技術を応用したウエハー平坦化技術

    キヤノンは、ナノインプリントリソグラフィ(NIL)技術を応用し、ウエハーを平坦化する「Inkjet-based Adaptive Planarization」(IAP)技術を開発し、世界で初めて実用化した(ニュースリリー…

    2026.01.15
  • ウシオ、解像力アップと重ね合わせ精度を向上した一括投影露光装置の受注開始

    ウシオ電機は、ウエハー向け一括投影露光装置UX-4シリーズの新製品として、φ6/φ8インチに対応し、解像力L/S=2.8μmと重ね合わせ精度向上を実現させた「UX-45114SC」を、2026年Q1より受注開始すると発表…

    2025.12.19
  • ニコン、R2Rマスクレス露光 共創ラボ設立

    ニコンは、フレキシブルエレクトロニクスの量産実用化に向けた共創拠点「S3S LAB(エス スリー エス ラボ)」を開設し、Roll to Roll(R2R)方式のマスクレス露光装置を中核設備として導入した(ニュースリリー…

    2025.12.17
  • ニコン、半導体ウエハー計測装置の最新機種を開発

    ニコンは、露光プロセス前のウエハーを計測し、その補正値を露光装置に反映させることで高い重ね合わせ精度を実現する、アライメントステーションの最新機種「Litho Booster 1000」の開発を進めていると発表した(ニュ…

    2025.12.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア