レーザ加工の基礎の基礎【3】 レーザ切断⑵

2.3 切断品質

レーザ切断を評価するための多くの定義がある。バリ,ピッティング,ストライエーションなどは肉眼で評価する。その他の,切断面の板表面に対する傾き,切断面の粗さ,切断溝幅は,特殊な機器をつかって計測される(図30)。

図30 切断品質
図30 切断品質

・粗さ

レーザ切断では,切断面の板の表面から裏面にストライエーションという幾筋もの溝が形成される。このストライエーションの凹凸が切断面の粗さを表す。溝の浅いストライエーションは,切断面が滑らであるという。粗さは,端面の外観と摩擦に影響するので,それを最小にしなければならない。この粗さは,切断条件,材料,そして板厚に影響される。一般に4 mm以下の板厚では平均的な粗さ(Rz)は,10 μm以下である。そして板厚が厚くなるにしたがって粗くなる。

この切断面の粗さは,透明なプラスチックの切断においては重要である。

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