リバーエレテックは、次世代高速通信に不可欠な超低位相ノイズ・低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」を開発した(ニュースリリース)。

生成AIの進化に伴い、データセンター内の通信トラフィックは爆発的に増加しており、1.6T光トランシーバーなどの超高速通信では、ビットエラーレート低減のため、超低ジッタクロックが必須となる。「KCRO-05」は、これらの市場要求に応えるべく開発され、今後拡大するAIインフラ市場におけるシェア獲得を目指すという。
同製品は、同社独自の特許技術「KoTカット・OPAW振動技術」を応用した戦略製品群の第4弾となる。一般的な発振器がノイズ源となるPLL(位相同期回路)を使用するのに対し、同製品は水晶本来の信号で625MHzを直接発振させることに成功した。これにより、通信品質に致命的な影響を与えるジッタ(信号のゆらぎ)を「Typ. 12fs(フェムト秒)」まで低減し、業界トップクラスの低位相ノイズ性能を実現している。
同製品は、今後成長が見込まれるAI・データセンター向けの高付加価値製品として位置付けられており、中長期的に主力製品の一つとして業績への貢献を見込んでいるという。2026年3月期には量産化に向けて約7億円の投資を予定しており、2027年3月期から本格的な量産出荷を開始するとしている。



