interOpto2025開幕 特別企画展「パワーレーザーPlus」に注目

 「interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェア」は、11月11日(火)から13日(木)までの3日間の会期でパシフィコ横浜にて開幕した。この展示会は,光産業技術振興協会主催の「interOpto」と、オプトロニクス社が毎年秋に開催する「光とレーザーの科学技術フェア」を一体化して、2024年よりパシフィコ横浜において共同主催で開催している。

今年は「パワーレーザーPlus」を特別企画展としている。レーザー技術の発展において重要な柱のひとつが高出力化であるが、その中でも高出力レーザーと大出力レーザーは区別して語られることが多い。 

高出力レーザーとは、一般に瞬間的に極めて大きな光強度を実現するレーザーを指し、フェムト秒やピコ秒といった超短パルスレーザーに多い。パルス幅が極端に短いため、ピーク出力はテラワットからペタワット級に達し、レーザー核融合や相対論的レーザー物理、さらにはアト秒科学に代表される超高速現象の探究に用いられている。 

一方で、大出力レーザーは平均出力、すなわち総合的なエネルギー量が大きいレーザーを意味する。1発ごとのピーク出力ではなく、長時間にわたり安定的に大エネルギーを供給できる点に特徴がある。

これにより、基礎科学から産業応用、さらにはエネルギー・防衛・宇宙開発に至るまで、レーザーの可能性は今後さらに拡大していくと考えられる。 本企画展では、各分野の主要企業・団体が出展し、最新技術の実演や、今後の展望を共有する場を提供する。

レーザー核融合、宇宙、精密加工、光通信、農業・水産業など、パワーレーザーが拓く新たな可能性を一堂に集め、業界の専門家、研究者、技術者の皆様が直接交流できる機会となることが期待される。

キーワード:

関連記事

  • オーシャンフォトニクス、最新のミラー式配光測定システム「DMG」を実機展示【OPIE26】

    パシフィコ横浜で開催されている「OPIE’26」のレーザーEXPO会場において、光計測機器の専門商社であるオーシャンフォトニクス株式会社は、次世代ディスプレイや高度な光学設計の評価を支援する最新のソリューショ…

    2026.04.24
  • OPIE26最終日、様々な出展企業が示す光の未来

    国内最大級の光技術の展示会「OPIE26」が、最終日を迎えた。会場では、光学部品、レーザー、画像処理、センシング、加工技術など、光技術の現在地を示す多彩な展示が展開されており、各社・各機関の取り組みからは、次世代産業を支…

    2026.04.24
  • 近赤外レーザーの危険を可視化 山本光学がポータブルレーザー検知器を初展示【OPIE26】

    山本光学は、OPIE26にて近赤外線レーザーの散乱光の危険を可視化するポータブルレーザー検知器「YSL-01」を展示している。 レーザー加工やクリーニング用途で用いられる近赤外光は人の目には見えないため、実際にどの位置に…

    2026.04.23
  • 富士フイルムオプティクス、視野角40度ARグラスを初公開【OPIE26】

    富士フイルムオプティクスは、パシフィコ横浜で開催中のOPIE2026において接着剤を用いないオプティカルコンタクト導光板を採用したARグラスを初公開している。 同製品は、ガラス内部に複数の光学層を積層した導光板を用い、映…

    2026.04.23
  • OPIC2026プレナリーセッション開催、フォトニクス・光技術・量子技術の最新動向

    2026年4月22日、パシフィコ横浜で開催された国際会議「OPIC2026(Optics & Photonics International Congress 2026)」において、プレナリーセッションが行われた…

    2026.04.23

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア