小糸製作所は,トヨタ自動車と同社がJAXAと研究開発を進める月面での有人探査活動に必要な有人与圧ローバー(ルナクルーザー)の船外照明の技術開発に関する契約を締結し,同研究開発に協力することを決定した(ニュースリリース)。
月は昼夜の寒暖差が非常に大きく,その温度差は200℃以上という過酷な温度環境となる。また,大気がほぼ存在しないため,対流による放熱を見込むことができない。
そこで,重点開発取組の1つ目として,極低温環境下でも安定動作を維持する保温ヒータ,真空に対応する放熱構造,冗長性を備えた複数光源など,高い信頼性を確保する技術開発に取り組んでいるという。
2つ目は,月面を覆う砂礫「レゴリス」は,粒子が非常に細かく,形状も複雑なため,この過酷な地質環境に長期間にわたって晒されても,機器類への影響がない,高い防塵・密閉構造の開発に取り組んでいるとしている。




