NEC,東アジアを縦断する光海底ケーブルの供給契約

NECは,Singapore Telecommunications Limitedなど9社からなるAUG Eastコンソーシアムと日本電気(NEC)は,東アジアを縦断する大容量光海底ケーブル「Asia United Gateway East」のシステム供給契約を締結した(ニュースリリース)。

AUG Eastは,日本,台湾,韓国,フィリピン,マレーシア,インドネシア,ブルネイ,シンガポールを結ぶ総延長距離約8,900kmの光海底ケーブルで,2029年9月までの完成を目指している。

このケーブルの敷設により,アジア地域内の既存の海底ケーブルシステムを補完し,地震や火山活動などの自然災害が多い同地域において,ネットワークの多様性による安定した通信の確保に寄与するとしている。

また,最新の光伝送技術に基づいて設計されており,数百万本もの超高解像度の動画を同時にストリーミング可能な広い帯域幅を提供する。今後のグローバル通信トラフィックは,AI関連のアプリケーションの普及により,2031年までに従来のトラフィックを大幅に上回ると予測されている。

さらにアジア地域の企業は,デジタルや生成AI技術への投資意欲において世界をリードしており,このケーブルは,高い信頼性と低遅延なデータ通信を求める消費者および企業の旺盛な需要を満たす通信インフラとして重要な役割を果たすという。

キーワード:

関連記事

  • NTT、超薄の透過型液晶メタサーフェスデバイスを開発

    NTTは、世界最薄とする3.5μmの透過型液晶メタサーフェスデバイスを開発し、透過電波の方向や集光位置の可変制御を実証したと発表した(ニュースリリース)。 現在、6Gにおける多様なユースケースを支える超高速無線通信の実現…

    2026.03.30
  • NTTや東大など、世界最高のスクイーズド光生成 光量子コンピュータ高性能化へ

    NTT、東京大学、理化学研究所、OptQCは、導波路型光デバイス(PPLN導波路)を用いて、高品質かつ広帯域の「スクイーズド光」を生成し、導波路型デバイスとして世界最高とする量子ノイズ圧縮10.1dBを達成したと発表した…

    2026.03.05
  • 早稲田大、超短パルス光による電子温度制御で広帯域な光スイッチング機構を発見

    早稲田大学の研究グループは、縮退半導体InNにおいて、フェムト秒レーザーにより電子の「温度」を瞬時に制御することで、広帯域な光スイッチングが可能になることを明らかにした(ニュースリリース)。 半導体材料では、バンドギャプ…

    2026.03.05
  • キヤノン、NEDOプロで2nm世代画像処理SoCを開発へ

    キヤノン、NEDOプロで2nm世代画像処理SoCを開発へ

    キヤノンは、日本シノプシス合同会社とともに、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発」において、研究開発プロジェクト「先端…

    2026.03.04
  • NICT、衛星・HAPS等に搭載可能な小型光通信端末を用いて2Tbit/s空間光通信を達成

    情報通信研究機構(NICT)は、衛星・HAPS等に搭載可能な小型光通信端末を用いて2Tbit/sの空間光通信(FSO)の実証実験に世界で初めて成功した(ニュースリリース)。 これまでの空間光通信の実証は、欧州を中心にテラ…

    2025.12.26

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア