古河電気工業は,情報通信研究機構(NICT)が公募した「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」令和7年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの「研究開発プロジェクト③:1.6Tb/s級光トランシーバの統合プラットフォーム技術に関する研究開発プロジェクト」に採択されたと発表した(ニュースリリース)。
Beyond 5G(6G)への移行やクラウド化推進によりデータ量が増加しており,更にそれを上回るスピードで近年の生成AI技術の進展,およびそれを活用した多様なサービスの急速な普及が進んでいる。
これにより今後データ量および流通量の飛躍的な増加が見込まれており,特に生成AIを支える大規模AIデータセンタ間のデータ流通量の増加に対応するため,これらを接続する光ネットワークの大容量・高速化が必要となる。
今回公募された「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」令和7年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの「研究開発プロジェクト③:1.6Tb/s級光トランシーバの統合プラットフォーム技術に関する研究開発プロジェクト」では,データセンタ間のAPN(All Photonics Network)接続に適用される1.6Tb/s対応プラガブルコヒーレントトランシーバとこのシステムに必要なキーデバイスを開発するという。
そしてこれらのデバイスの要素技術を統合し,次世代プラガブルコヒーレントトランシーバの統合プラットフォーム技術として確立することにより,我が国の光伝送技術に関する競争力強化および産業基盤を高度化するとしている。
具体的には,同社はコア技術のひとつであるフォトニクス関連の知見を活かし,1.6Tb/s級プラガブルコヒーレントトランシーバを実現するための波長可変レーザアセンブリおよび光増幅器の高密度実装技術の開発を行なう。なお,このプロジェクトの期間は原則4年間(2028年度まで)となっている。




