阪大,積層造形技術の研究開発拠点をリニューアル

大阪大学接合科学研究所(阪大接合研)は,金属などの積層造形技術の研究開発拠点となる多次元造形研究センター1号館をリニューアルオープンさせた。

このセンターは3階建てとなっており,青色レーザーによる積層造形装置を始め,様々な方式の積層造形装置の配備が予定されている。

青色レーザーによる積層造形技術開発では,接合研・レーザ造形学分野をけん引する塚本雅裕氏ら研究グループを中心に進めるとしているが,この拠点では,国のプロジェクトである経済安全保障重要技術育成プログラム(Kプロ)で採択された金属積層造形技術の研究開発にも産学連携に取り組む予定だ。

2025年6月17日に開催されたリニューアル開所には約270名の企業,業界団体関係者などが集まり,センターの内覧会も実施した。このセンターで開発された先進的な造形技術が,世界へ発信される重要な役割を担うことが期待されている。

キーワード:

関連記事

  • 横国大と東京理科大、光と熱で再利用できる3Dプリント樹脂を開発

    横浜国立大学と東京理科大学の研究グループは、光で固まり、加熱すると再び液体に戻る「完全再生型」の3Dプリンティング樹脂を開発した(ニュースリリース)。 光造形は、高精細な3Dプリントが可能な一方、従来の樹脂は一度固まると…

    2026.05.25
  • 阪大、3Dプリンティング研究を統合する新センターを設置へ

    大阪大学大学院工学研究科は、2026年4月1日付で「3DPTec統合センター」を設置する。これは、これまで工学研究科で蓄積してきた3Dプリンティング技術の研究基盤を発展的に再編し、医療、食品、ものづくり、芸術など多様な領…

    2026.03.30
  • 理研,3次元細胞骨格の形成を光で自在に操作

    理化学研究所は,細胞骨格を構成するアクチン分子を素材とした3次元構造を自在につくることができる3Dプリンターともいえる新技術を開発した(ニュースリリース)。 動物細胞の形態は,アクチン分子が繊維化してできた網目状のネット…

    2025.09.03
  • 阪大,金属3Dプリンティング組織の強度への寄与解明

    大阪大学の研究グループは,金属3Dプリンティング技術によって自発的,階層的,かつ特異的に形成される,マイクロメートルスケールの結晶学的ラメラ構造と,ナノメートルサイズのセル組織の強度への寄与を,定量的に個別解析し,セル組…

    2025.06.27
  • Kプロで,金属積層造形システム技術の開発スタート

    Kプロで,金属積層造形システム技術の開発スタート

    (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,「経済安全保障重要技術育成プログラム(Kプロ)」において,金属積層造形システムの開発を推進するプロジェクトを採択した。 このプロジェクトには,アマダ,パナソニック…

    2025.05.27

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア