フジクラ,5kW超ファイバレーザーの実運用開始

フジクラは,NEDO経済安全保障重要技術育成プログラムの成果を活用し,高出力シングルモード・ファイバレーザーの開発を進め,実運用にあたり加工検討用の5kW超のファイバレーザーを提供すると発表した(ニュースリリース)。

従来3kWまでが主流のシングルモード・ファイバレーザーの高出力化,更には従来モデルとの比較で出射端までのデリバリケーブル長尺化を実現したことにより,より一層の使用性の向上及び加工の効率化,費用削減が可能になるという。

同社では今回のファイバレーザーによりCFRPなどの難切削部材への適用が可能と見ており,このファイバレーザーを,核融合をはじめ,レーザーの幅広い運用を研究するEX-Fusionへ提供する予定だとしている。

その他関連ニュース

  • ギガフォトンら,ガラスへの高生産微細穴加工に成功 2024年12月05日
  • Neg,CO₂レーザーでビア加工できるガラス基板開発へ 2024年12月05日
  • 古河電工と日亜化学,レーザー加工ラボを開設 2024年11月27日
  • ノヴァンタ,マイクロ加工用多軸スキャンヘッド発売 2024年07月09日
  • ファナック,立体加工可能なレーザースキャナを発売 2024年06月24日
  • 信越化学,半導体パッケージ基板製造装置と工法開発 2024年06月20日
  • 古河電工ら,出力5kWの青色レーザー発振器を開発 2024年06月04日
  • 東大ら,DUVレーザーで半導体基板に3μm穴あけ加工 2024年05月31日