ブイテク子会社,最速Siウエハー欠陥検査装置出荷

ブイ・テクノロジーのグループ会社であるナノシステムソリューションズは,シリコンウエハー結晶欠陥のインライン検査を世界最速で実現する製品の出荷を開始した(ニュースリリース)。

AIサーバ等,最先端の用途に向けて製造される高機能な半導体ついては,高速かつ大量のデータ処理が必要となる為,デバイス構造の積層化が進むと考えられている。これに伴い,最高品質のシリコンウエハーの需要は中長期的な成長が見込まれる。

ウエハーに加工する前のシリコンのインゴット内部を横断するように発生する欠陥。これまでの標準的な光学式の検査では欠陥の検出が難しく,加えて基板表面を後処理した後に初めて検出可能となることが多いことから,欠陥基板が半導体製造工程に流出した場合,デバイスの製造歩留まりに大きな影響を与えてしまう。

今回,偏光イメージング技術を用いた独自の結晶検査光学系の開発に成功し,インラインの生産装置として業界最高速のスループットである毎時133枚での検査を実現,1号機を出荷した。

同社は,ユーザーとの評価を重ねつつ検査精度を一層向上させるとともに,2026年度の販売台数20台の実現を目指すとしている。

キーワード:

関連記事

  • エピフォトニクス、固相エピタキシャル成長法による単結晶PLZT薄膜ウエハーを発売

    エピフォトニクスと同100%子会社 EpiPhotonics USA,Inc.は、独自の固相エピタキシャル成長法による単結晶PLZT薄膜ウエハーの販売を開始した(ニュースリリース)。 このPLZT薄膜は、現在光変調器等の…

    2026.02.03
  • キヤノン、世界初 ナノインプリントリソグラフィ技術を応用したウエハー平坦化技術

    キヤノンは、ナノインプリントリソグラフィ(NIL)技術を応用し、ウエハーを平坦化する「Inkjet-based Adaptive Planarization」(IAP)技術を開発し、世界で初めて実用化した(ニュースリリー…

    2026.01.15
  • オキサイド、半導体後工程向け高パルスエネルギー深紫外レーザーを開発

    オキサイドは、半導体ウエハー欠陥検査用(前工程)に特化した深紫外(DUV)ピコ秒レーザー「QCW Kalama」シリーズに、半導体後工程に向けた高パルスエネルギーモデルを新たなラインナップとして加え、2025 年12月1…

    2025.12.23
  • ウシオ、解像力アップと重ね合わせ精度を向上した一括投影露光装置の受注開始

    ウシオ電機は、ウエハー向け一括投影露光装置UX-4シリーズの新製品として、φ6/φ8インチに対応し、解像力L/S=2.8μmと重ね合わせ精度向上を実現させた「UX-45114SC」を、2026年Q1より受注開始すると発表…

    2025.12.19
  • ニコン、半導体ウエハー計測装置の最新機種を開発

    ニコンは、露光プロセス前のウエハーを計測し、その補正値を露光装置に反映させることで高い重ね合わせ精度を実現する、アライメントステーションの最新機種「Litho Booster 1000」の開発を進めていると発表した(ニュ…

    2025.12.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア