LGイノテック,フレキシブル車両LED照明を開発

韓国LGイノテックは,明るく均一に光を放つ,車両用のフレキシブル立体照明「ネックスライド-HD」を開発した(会社HP)。

薄い基板に複数のLEDパッケージを取り付けて作った車両用の照明モジュール。消しゴムのように柔らかく曲がる六面体の形で,昼間走行灯,尾灯のような車両外装ランプに装着する光源として開発された。

基板の接触面を除く5面から均一に光を放つ設計で,光が180度近く広がるLEDとオリジナル光学設計技術を採用している。直線・曲線,ウェーブ,立体図形等の様々なデザインの車両照明を製作でき,薄片に切ってブロックのように組み合わせ,花柄等に作ることもできるという。

尾灯はもちろん車両前面の昼間走行灯にも適用可能。昼間走行灯は,真昼にも認識できるように400cdの明るさが求められるが,5面立体発光技術によりモジュールの最大明るさを従来品の80cdから400cdに向上させている。また,インナーレンズ等の光を均一にする部品を必要としないため,従来品と比べて最大70%車両用ランプの厚みを減らし,スリムな照明を製作できるという。

同社はこの製品について,グローバル車両用照明市場なかでもユニークでエレガントなデザインコンセプトが求められるプレミアム車種を中心に販路を拡大していく計画だとしている。

キーワード:

関連記事

  • 日亜化学、効率2倍・出力3倍の高性能UV-LEDを開発 300nm帯の製品群を拡充

    日亜化学工業は、300nm帯の高効率・高出力UV-LED「NVSU434A」シリーズを開発し、2027年1月に発売する予定だ。ピーク波長308nmと330nmの製品では、従来製品比で約2倍の発光効率と約3倍の光出力を実現…

    2026.10.21
  • 電通大と日亜化学、全固体電池向け軽量固体電解質を開発

    電気通信大学・教授の中村淳氏と日亜化学工業の市川諒英氏らの共同研究グループは、軽元素を主体とした新しい固体電解質材料「RbLi(Li₃SiO₄)₂」を合成し、そのリチウムイオン伝導特性と伝導機構を解明した(ニュースリリー…

    2026.10.16
  • 日亜化学、植物育成用LEDで園芸売り場の商品ロス削減・売上増を確認 

    日亜化学工業は、植物育成用LED「Hortisolis™」を搭載した照明を園芸売り場に設置して実証試験を行ない、植物の廃棄削減と売上向上を確認した(ニュースリリース)。 小売店の園芸売り場では、自然光が十分に得られないこ…

    2026.10.08
  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23
  • サンセントジャパン、世界で展開するLED車載照明ブランド「SEALIGHT」が日本市場へ参入

    自動車関連パーツ類を手掛けるサンセントジャパンは、自動車用LED照明を中心に展開するグローバルブランド「SEALIGHT」の日本作業本格参入を発表した(ニュースリリース)。 近年、日本では夜間走行時の安全性への意識が高ま…

    2026.07.28

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア