凸版ら,ZETA対応「IoTカメラ」を開発

IoT開発企業のACCESSは,ZETA対応IoTデバイス開発で凸版印刷と協業し,カメラで人・モノの位置情報を捉えAI解析する「IoTカメラ」(ZETA版)を開発した(ニュースリリース)。

ZETAは,低電力でメッシュネットワークの構築が可能な次世代LPWA(Low Power Wide Area)の規格。屋内外で膨大な数のモノがネットにつながるIoT時代の無線通信規格として,今後市場が爆発的に拡大すると見込まれている。

凸版印刷は,ZETAの基幹部品である,通信モジュール「TZM901シリーズ」を開発。エレクトロニクス事業で培ったモジュール設計技術を活かし,従来製品よりも約40%の小型化に成功し,これによりACCESSのIoTデバイスへの搭載が実現した。

「IoTカメラ」は,人やモノの位置情報をカメラ機器上で取得・認識・データ化し,ZETA網でクラウドへ送信,遠隔地からの管理を可能するソリューション。同製品を設置するだけで,既存の施設や設備を簡単に低コストでIoT化することが可能となる。

また,低解像度の画像データを省メモリ性に優れた「NetFront® EdgeAI」により,エッジ側でAI処理するため,不要なデータをサーバへ上げ続けることによる通信コストの増大を回避できるという。

ACCESSは,「IoTカメラ」に加え,GPS機能で捉えた人やモノ・動物などの位置情報を,ZETA網を介して遠隔地から把握・監視するソリューション「GPSトラッカー」(ZETA版)も開発。「IoTカメラ」,「GPSトラッカー」は,IoTサービス向けLPWAソリューションとして,今夏より提供開始予定だとしている。

「IoTカメラ」(ZETA版)の特長は以下の通り。
・ZETAマルチホップ無線通信により,高効率で高信頼
・通信量の低減…64×64低解像度CMOS赤外線カメラにより,必要最低限のデータのみをサーバへアップ
・サーバ負荷の低減…「NetFront® EdgeAI」画像認識モデルにより,エッジ側で高度な画像認識処理
・設置場所を選ばない…ZETAでのデータ送受信により,通信設備不要。約2km~10kmの長距離通信。電源:単三電池駆動により電源設備不要。サイズ(本体):90mm×60mm ×25mm。防水:IPx5
・柔軟なカスタマイズ…プログラマブルなFPGAにより,対応サービス毎に解析モデルを適用
・トータルパッケージソリューション…クラウド連携および管理画面の提供(オプション)

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