日板,米のHUD向けフロントガラス工場に投資

日本板硝子(NSGグループ)は,米国ケンタッキー州バーセールズの自動車用ガラス工場に750万米ドルを投じて,最新技術による製造プロセス刷新に着手することを決定したと発表した(ニュースリリース)。

着工は本年春を予定し,フロントガラス(合わせガラス)製造用に最新の高精度プレス(APBL)設備を導入する。これは複雑形状で面精度の高いフロントガラス製造のために開発された,同社独自技術による高精度プレス工法は,ヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)に対応するフロントガラス製造の中核技術となるもの。

今回の取り組みは,自動車用ガラス市場の現在と将来の顧客需要に応えるNSGグループのグローバルな施策の一例であり,HUDなどの運転支援システム関連技術の進歩により,高面精度のニーズに応えていくとしている。

今回の投資計画はケンタッキー州政府経済開発融資機構による支援も得ており,これにはバーセールズ工場での新設備設置と既存設備改修が含まれる。NSGグループのPilkington North America, Inc.が操業する同工場は1987年の設立で,従業員は約300名。

その他関連ニュース

  • 日本電気硝子,ガラスセラミックスコア基板を開発 2024年06月05日
  • 早大ら,ガラス構造にある規則性の構造抽出に成功 2024年05月15日
  • NIMSら,ガラスセラミックスへの変化を放射光観測 2024年04月19日
  • 東大,ガラスとゲルのエージング現象の違いを解明 2024年04月16日
  • 岡⾕エレクトロニクスと横浜市,LiDARで交通量調査 2024年03月25日
  • 慶大ら,LiDARセンサーを網羅的セキュリティー調査 2024年02月13日
  • ams OSRAM,自動車向け低消費電力側面発光LED 2024年01月26日
  • オハラ,光学ガラスがSLIMの航法カメラに採用 2024年01月23日