私たちの生活に身近な製品を取り上げ,その発明から現在の姿に至るまでの変遷と,その中で特許が果たした役割を綿密な調査をもとに綴っています。月刊OPTRONICSでも長く連載が続く人気のコーナーです。

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宮沢賢治の世界

宮沢賢治の世界

明けましておめでとうございます。正月号の今回は発明や特許から少し離れた処から,科学の世界にも大きな興味を持ち続けていた宮沢賢治(1896−1933)の世界を追ってみました。 「雨ニモマケズ」「風の又三郎」など,詩人として […]
灯台

灯台

灯台を見ていると,何故か郷愁のようなものを感じます。歌になり絵になり,たとえ話や諺などにも出てきます。近代の灯台技術は英国が群を抜いていたそうですが,島国であり産業革命を興した国らしくもあります。今回はそんな灯台を追って […]
光触媒

光触媒

最近,いろいろな処で光触媒技術を利用した建造物などを見聞きするようになりました。例えば,車のバックミラーや東京駅のグランルーフの屋根などの構造物の他にも殺菌効果を狙った商品などのようなものですが,今回はそんな話題で…。 […]
ブリュースターと万華鏡

ブリュースターと万華鏡

中秋の名月の時期は少し過ぎましたが,今年の10月の満月は27日,21時5分だそうです。満月を鏡に例えたり,水鏡に映る月を愛でたりする風情などは日本特有でしょう…。鏡と言えばいろいろな用途がありますが,遊び心があって“偉大 […]
電球の発明

電球の発明

先の4月号のこぼれ話「黎明期の発光ダイオード」では第4世代の灯りに触れましたが,今回はロウソクなどの灯りを大幅に塗り替えた第2世代の白熱電灯を中心に追ってみましょう。1880年代以降生活に密着してきた電球は米国のトーマス […]
植物工場

植物工場

5月から10月までの期間でイタリア・ミラノ国際博覧会が開催されています。“Feeding The Planet, Energy For Life(地球に食料を,生命にエネルギーを)”のテーマで,148ヶ国・機関などが参加 […]
養蚕技術と光る蚕

養蚕技術と光る蚕

昨年10月から今年2月まで上野の国立科学博物館で「ヒカリ展:光のふしぎ,未知の輝きに迫る!」が開催されていました。ご覧になった方も多いのではないかと思いますが,その中で“光るカイコ”の展示がありました。一方,昨年は富岡製 […]
間宮精一の言葉

間宮精一の言葉

前回はカメラ・オブスキュラなどの話題にも触れましたが,カメラの世界で新たな技術を築き,技術者にも貴重な記録を残した人達がいます。中でも間宮精一(1899−1989)の独創性は群を抜いているように思えます。日本で最初に金銭 […]
イブン・アル・ハイサムという人

イブン・アル・ハイサムという人

国連の定める「国際光年」の解説では,1015年にイブン・アル・ハイサム(965−1040,以下ハイサム)が「光学の書」を発刊したことをはじめ,幾人かの記念年とした業績が上げられています。そこでの他の人達は知っていても,こ […]
黎明期の発光ダイオード

黎明期の発光ダイオード

今年は国連が定める「国際光年」と言うことで,今回は「国際光年」に相応しいテーマを…。“光”と言えば,昨年のノーベル賞受賞で湧いたLEDが思い浮かびますが,その開発歴史をたどると凡そ100年前になります。今回はその初期の頃 […]