Orbital Lasers、宇宙用レーザー技術を活用した衛星LiDAR事業を紹介【光・レーザー関西2026】

特別企画「航空・宇宙×光」ゾーンに出展しているOrbital Lasersは、宇宙用レーザー技術を活用したスペースデブリ(宇宙ごみ)除去と、衛星LiDARによる地球観測の取り組みを紹介している。

ブースのパネルに掲載されているスペースデブリ除去のイメージ

同社の技術開発は、スカパーJSATと理化学研究所による4年間の共同研究を起点としている。この共同研究では、スペースデブリの除去を目的に、人工衛星へ搭載可能なレーザーの開発を進めてきた。宇宙用レーザーの実現可能性とデブリ除去への有用性が見えてきたことから、その成果を事業化するため、2024年に会社を設立した。

同社はスペースデブリ除去に加え、同じレーザー技術を地球に向けることで地表までの距離を測る「衛星LiDAR事業」にも取り組んでいる。LiDARは、レーザー光を対象物へ照射し、反射光が戻るまでの時間から距離を測定する技術であり、自動運転車の周辺認識などにも利用されている。この技術を人工衛星に搭載し、宇宙から地球に向けて照射することで、地表の三次元形状を計測できる。

衛星LiDARによる地球観測は、NASAや欧州、中国などの宇宙機関がすでに取り組んでいるが、同社によれば、民間企業としてこの事業に取り組むのは例がないとしている。

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