TOWAレーザーフロント、レーザー加工システム構築をトータル支援【光・レーザー関西2026】

特別展示「京都光技術」ゾーンに出展中のTOWAレーザーフロントは、レーザー光源の選定から加工テスト、画像処理、装置設計、ソフトウェア開発まで、レーザー加工システムの構築を一括して支援する取り組みを紹介していた。

同社は早くから固体レーザー(YAGレーザー)を製品化するなど、長年にわたりレーザー技術を蓄積してきたメーカーである。現在は自社製レーザーの提供にとどまらず、顧客が実現したい加工内容に応じて、自社製では対応が難しい場合でも他社製品を含めた最適なレーザーや周辺機器を選定し、システムや装置として提供している。

レーザー加工を導入する際には、適切なレーザーの選定に加え、光を走査するガルバノスキャナーや、ワークを動かすロボット・ステージなどの構成を検討する必要がある。また、加工対象の位置や高さをカメラで検出し、狙った場所に照射する画像処理技術や、これら各機器を連携させる制御ソフトウェアも不可欠である。

ガラス内部に微細な識別コードを形成する「インナーマーキング」の技術で、0.5mm角のQRコード

こうした複数分野の技術を社内だけでそろえることが難しい企業に対し、同社は加工の目的や現行の製造方法、予算などを聞き取り、装置構成を提案する。構想段階で費用や実現性を検討した後、加工テストを行ない、目的とする加工の実現性を確認した上で装置化を進める。

同社のシステムでは、カメラで対象物の位置や高さ、傾きを検出し、レーザーの照射位置を検出結果に基づいて補正することで安定した加工を実現する。さらに、加工後に画像検査を組み込むことで、溶接状態の確認や品質管理まで一貫して対応可能である。

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