• 光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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  • 青い瞳を巡る謎

    青い瞳を巡る謎

    いつのことだったか,こんなことを言われたことがある。「瞳の色が茶色の人は移り気なんだって。そして,あなたの瞳の色は茶色。」特に何か抜き差しならぬ状況であった訳ではなく,普通の雑談の時であったことを断っておく。それはともか...

    2016.03.23
  • 太平燕 ─春雨はなぜ透明なのか─

    太平燕 ─春雨はなぜ透明なのか─

     初めての熊本は,あわただしい日帰り出張の旅だった。事前に現地に住む知人からメールでお勧めの食べ物をいくつか教えてもらっていて,その中に「太平燕」という食べ物の名前があった。なにやら目出たそうでもあり,そして謎めいている...

    2016.02.23
  • ハノイの混沌 ─光の交差点─

    ハノイの混沌 ─光の交差点─

    ハノイに行ってきた。ベトナムに行ってみたいという妻と,カンボジアのアンコールワットをぜひ見たいという僕との折衷案として,限られた休暇の前半をカンボジア,後半をベトナムという旅程を組んだのだ。

    2016.01.26
  • 幻のトリコロール

    幻のトリコロール

    子供の頃,僕はトリコロールと言うのは,なにやら素敵な西洋菓子の名前だとばかり思っていた。一体どんなロール菓子なのか,ずっと気にかかっていた。カステラ生地でたっぷりの生クリームを巻いた豪華なロールケーキだろうか。それとも,...

    2015.12.24
  • 愛しのホログラフィー

    愛しのホログラフィー

    ホログラフィーというのは光技術の中でも長きにわたって高い人気を維持するスターの一つである。その人気の秘密は何と言ってもリアルな立体像を再生できるという点に尽きるだろう。これによって,多くの研究者がホログラフィーに魅せられ...

    2015.11.17
  • 純白?

    純白?

    テニスのウィンブルドン選手権では,出場する選手が純白のウェアを身につける事が義務づけられていることは有名な話だ。なにせちょっとしたアクセントやクリーム色もだめだという徹底ぶりである。今年の大会では黒い下着をつけていた女子...

    2015.10.16
  • 心霊写真の写り方

    心霊写真の写り方

    幽霊の世界にも写真に写る事が好きなものがいるらしい。自分ではカメラを構えることができないものだから,生きている人間が撮る写真に映り込んだりする。心霊写真と呼ばれるものである。たいていの幽霊は暗い顔をして写っているが,たま...

    2015.09.25
  • ひかりのはじまり

    ひかりのはじまり

    僕たちは普段から,光(ひかり)とか光る(ひかる)という言葉を何の疑問も無く使っている。そのうえ,「青春の光」だとか「新幹線ひかり号」だとか「光通信」だとか,さまざまなものに光という言葉を組み合わせているくらい光は重要な言...

    2015.08.25
  • 隣の芝生は青かった

    隣の芝生は青かった

    「隣の芝生は青く見える」という言葉がある。これは,“The grass is always greener on the other side of the fence”が日本語に訳されたもので,「他人の物は何でも自分の...

    2015.07.23
  • 蛇女と蛇の目

    蛇女と蛇の目

    僕がまだ学生だった頃,「蛇女」というものを見たことがある。大きなお祭りで露店が立ち並ぶ公園の一画に,「蛇女」の見世物小屋がかけられていた。「蛇女」で真っ先に想像したのは,妹が読んでいた少女漫画に連載されていた,楳図かずお...

    2015.06.23

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