• 光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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  • 観光 ─光を観る?─

    観光 ─光を観る?─

    旅が好きで,もういつでも旅をしていていたいと思っているほどだ。旅にも,スーツで行く出張の旅や緊張と感動が同居した山の旅など,いろいろとあるが,やっぱり観光旅行がお気楽である。僕の観光旅行のスタイルは,行きたい場所を大体決...

    2014.08.22
  • トムは何者?

    トムは何者?

    ヘルシンキにはデザインミュージアムというユニークな美術館がある。それほど大きな博物館ではないけれども,電化製品や日用品など,デザインの国フィンランドならではの展示物が並んでいて,飽きることなく過ごすことができる。トイレに...

    2014.07.23
  • 遠近感の罠

    遠近感の罠

    僕が住んでいる街の上空は,西に向かう飛行機の航路となっている。羽田から飛び立った飛行機は,ここ関東の西のはずれで上空数千mに達し,見事な飛行機雲の航跡を残していく。ぐんぐんと伸びていく飛行機雲を見ていると,なんだか僕自身...

    2014.06.12
  • 石川五右衛門とプラズモン

    石川五右衛門とプラズモン

    石川五右衛門は豊臣秀吉の時代の盗賊団の頭である。時には人殺しも厭わなかったというから決してほめられた生業ではないが,五右衛門の盗賊団が盗みを働く相手は秀吉を筆頭とする権力者のみだったこともあり,庶民にとってはヒーロー的な...

    2014.05.21
  • インスタントラーメンと光

    インスタントラーメンと光

    久しぶりに袋入りのインスタントラーメンを作って食べた。僕が子供の頃から売られているロングセラーの銘柄だ。刻んだ長ネギを少し散らしてラーメンをすすったその瞬間,「ん?」という不思議な感覚に包まれ,そして懐かしい記憶が蘇って...

    2014.04.17
  • たまご肌の秘密

    たまご肌の秘密

    白くて艶のある「たまご肌」になりたい,というのは,多くの人たちが抱く願望である。ここでいう「たまご肌」とは茹で卵の白身(しろみ)のことだ。中には,茹で卵の黄身のような肌を手に入れたい,とか,生卵の白身のような透明な肌にな...

    2014.03.07
  • 暗い夜空に乾杯

    暗い夜空に乾杯

    冬の夜に,暖かい部屋で鍋を突きながら日本酒をちびりとやる。頭に霞がかかってくるころには,なんだか幸せな気分になってくる。酔い覚ましにと結露した窓を開けて外に顔を出して見れば,凛とした夜空には星達が瞬いている。 背景が暗い...

    2014.02.06
  • 色の名前も源氏名か?

    色の名前も源氏名か?

    物理学者であり名随筆家でもあった寺田寅彦は,「柿の種」という短文集の中で,原子番号数で呼べば完全に事足りるはずの元素に付いている「水素」とか「酸素」とか「テルリウム」とか「ウラニウム」とかという名前を,一種の「源氏名」の...

    2014.02.06
  • 煩悩と散乱光

    煩悩と散乱光

    どうも片付けが苦手である。机の上には雑多なものが無秩序に散乱している。「きっと頭の中だって同じようなものだろう」と良く人に言われるが,それは当たっている。いつでも色々なことが頭を駆け巡っていて,全くもって散乱状態である。...

    2014.02.05
  • 武蔵と小次郎が見た光

    武蔵と小次郎が見た光

    慶長17年(1612年)4月13日,巳の下刻(午前11時ごろ)。宮本武蔵と佐々木小次郎は巌流島の海岸で,今まさに命をかけた決闘の時を迎えようとしていた。世紀の決闘に武蔵がわざと遅刻をしてやって来たことや,刀の鞘を投げ捨て...

    2014.02.03

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