ここ最近,光・レーザーによる無線給電に関するニュースを目にする機会が多い。レーザー無線給電システムの実用化を目指すベンチャー企業も登場し,支援体制の拡充が期待されている。この分野の研究では,東京科学大学の宮本智之教授が先導しており,青色レーザーと太陽光パネルによる給電により,ドローンを飛ばすといった実験も行なわれている。

NTTと三菱重工業が発表した,レーザー光を用いて1km先にエネルギーを供給する実験で,152Wの電力を得ることに成功という報道も多くの注目を集めた。
応用範囲は,ドローン飛行中の電池切れ問題の解消などにも及び,長時間稼働や現場でのケーブルレス運用といった新たな可能性を拓いている。今後,事業開発や設計・エンジニアリング支援を通じて,実用化フェーズへと移行すると見られており,我々の電源インフラの捉え方に大きな変革をもたらすかもしれない。



