日立ハイテク、卓上型固体発光分光分析装置を発売

日立ハイテクは、固体金属の品質保証・管理や非鉄金属材料・製品の組成・含有量分析に特化し、コンパクトかつ耐久性の高い筐体で産業分野の製造現場においてラボレベルの分析性能を実現する卓上型固体発光分光分析装置(OES)「FOUNDRY-MASTER Smart 2」を発売した(ニュースリリース)。

(写真)卓上型固体発光分光分析装置「FOUNDRY-MASTER Smart 2」

この製品は複雑な前処理が不要で固体金属の組成と含有量を迅速に分析することができる装置。コンパクトな卓上型の装置で、鋳造工場や金属の製造・リサイクル拠点などの現場における簡易ラボ内に簡単に設置でき、迅速かつ信頼性の高い分析業務を実現するという。

実験室や研究室などと同等の高精度な分析を可能にする新たなScientific CMOSセンサーや従来上位モデルのみに搭載されていた安定したスパーク源をこの製品に搭載し、微量な含有量の元素もより安定した検出が可能なるとしている。

これにより、製品の強度や耐食性、規格適合性に影響を与えるアルミニウム・亜鉛・鉛合金などに含まれる重要元素についても、再現性の高い測定結果を得られ、製品や部品などの安全性の確保や品質向上に貢献するという。

さらに、日常の点検やメンテナンスを容易にする装置設計、必要に応じたサポート体制の整備を実現し、より高精度でユーザーフレンドリーな分析環境を提供するとしている。

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