NEC、データセンター向け小型光伝送装置の提供開始

NECは、オール光ネットワークの実現に向けて、オープンな仕様に対応したデータセンター向け小型光伝送装置「SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54C」を、1月より出荷開始すると発表した(ニュースリリース)。

(写真)SpectralWave WX-EシリーズETM54C

この製品は、消費電力の少ない部品の採用、電源回路の効率化、ヒートシンクの形状や内部設計の最適化により、従来は適用できなかった自然空冷機構(ファンレス)を採用し、同程度の仕様の一般的な製品と比べて消費電力を低減した。また、ファンレス設計により機械部品を減らして故障リスクを低減できるため、メンテナンスコストの削減にも貢献するという。

さらに、小規模なエッジデータセンター向けに機能・性能を最適化し小型の部品を採用することで、1Uの高さを維持しながら横幅を半分にした。これにより、占有スペースを半減することで高密度な設置が可能となり、運用コストの削減に貢献するとしている。

また、1波長あたり400Gb/sの光信号を54波長束ねて伝送することで、合計21.6Tb/sの大容量伝送を実現し、データセンター間の大量なデータ伝送を効率的に実現するという。

さたに、標準規格であるOpenROADMやOpenZR+に準拠しており、マルチベンダ環境での相互接続を実現するとしている。

キーワード:

関連記事

  • AIデータセンター投資が過熱、古河電工が光ファイバー関連事業を強化

    古河電気工業は2026年6月5日に事業説明会を開催し、光ソリューション領域の今後の事業方針を発表した。 光ソリューション領域長の浅尾真史氏は、2030年に向け「革新的な光ソリューションでAI時代のネットワークを構築し、社…

    2026.06.06
  • OKI、ライテラ、慶大、空孔コア光ファイバーで広帯域・1芯双方向伝送に成功

    沖電気工業(OKI)、ライテラジャパン、および慶應義塾は、空孔コア光ファイバー(HCF)を用いた次世代光回線の実証において、1.26μmから1.58μmの広帯域波長多重信号による1芯双方向伝送に世界で初めて成功した(ニュ…

    2026.05.27
  • NVIDIAとコーニングが提携、AIデータセンター向け光接続製品を米国で大幅増産

    米NVIDIAと米コーニング(Corning)は2026年5月6日、米国において次世代AIインフラの構築に不可欠な先進的な光接続製品の生産を大幅に拡大するため、複数年にわたる商業・技術提携を発表した(ニュースリリース)。…

    2026.05.08
  • 【解説】AI需要に沸く光ファイバーメーカーの戦略とは

    生成AIやデータセンター投資の拡大を背景に,通信インフラの中核である光ファイバー需要が増加している。光電融合技術がトレンドワードに上がる中、特に大容量・低遅延を求めるトラフィックの急増は,従来以上の敷設量と高性能化を同時…

    2026.04.01
  • フジクラ、生成AIで需要急増のデータセンターに対応、新型多心光融着接続機を発売

    フジクラは、データセンターの超多心化ニーズに対応する新型の多心光融着接続機「100R」を2026年4月に発売する(ニュースリリース)。 生成AIの普及に伴うデータセンターの拡大を背景に、光ファイバーケーブルには細径・高密…

    2026.03.24

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア