独トプティカフォトニクスは、オーストリア連邦計量測量局(BEV)に対し、商用光時計の一つであるイッテルビウムイオン光時計「TOPTICLOCK」を納入した(ニュースリリース)。

このシステムは2025年9月29日にウィーンに設置され、運用を開始しており、オーストリアの時刻基盤およびグローバルな時間ネットワークへの貢献を大きく強化するものとなる。「TOPTICLOCK」は、連邦研究促進庁(FFG)の資金によるAQUclockプロジェクトの一環として、ウィーン工科大学と共同で調達され導入された。
「TOPTICLOCK」は2台の19インチラックで構成され、リモート制御が可能。波長871 nmの光学周波数標準は、同社の差周波数コム(DFC)と組み合わせることで、低位相ノイズのRF出力を備えた完全な超精密クロックソリューションを提供するという。
BEVにおいて、イッテルビウムイオン光時計は、協定世界時(UTC)の実現および監視において重要な役割を担う。超精密な時刻データを継続的に提供することで、オーストリアの技術的卓越性への取り組み、そして世界最高精度時刻基盤における地位確立に寄与するとしている。